【大学受験】受験前後にかかる費用
1月以降、大学受験の前後にどのような出費が必要になったか、簡単に書いてみたいと思います。人によって受験スケジュールは違いますので、あくまでも娘の場合を中心に書いていきます。※受験費用に関しては2025年度入試の場合であり、今後金額が変わる可能性もありますので、余裕をもって準備することをお勧めします。●国公立受験関係※共通テストの受験費用(18,000円)は既に支払い済みです。※また、娘は国公立の推薦入試も受けましたので、その費用も既に支払い済みです。1月の共通テスト後には国公立の一般入試の出願をします。出願費用は、国立は17,000円ですが、公立は受験料が高いところもあるようです。ちなみに大阪公立大は3万円です。中期や後期も、前期と同じタイミングでの出願となりますので、前期で合格して受験しなくても受験料は返却にはなりません。国立前期一本であれば17,000円ですみますが、前期・中期・後期全て公立で出願した場合は3万×3回で9万円かかります。ですから国公立であっても受ける大学と数で差は出てきます。それプラス手数料で出願ごとに1,000円ほど必要です。また出願書類で郵送しなければならない資料もあり、書留や速達での指定もありますから、郵送費用も細々とかかります。重量にもよりますが1,000円前後かかります。前期と後期が同じ大学であっても、同封せず別々で郵送します。●私立併願※娘は受けていませんので詳しいことは把握できていません。私立併願を受ける場合は、もう出願が始まっているところもあるかと思います。一般入試の場合は大学によって若干違いますが3万円くらいです。(私立医学部は6万円くらい)何回も入試があるような大学であれば、複数回割引がない場合は、受けるたびに費用がかかってきます。共通テスト利用は少し安めの設定になっています。そして国公立の前期試験までに入学金の支払い期限がある場合が多く、浪人を回避したい場合は20~30万円の入学金を支払う必要があります。(私立医学部だと100~200万円)できるだけ入学金を支払う大学数を減らすために、うまく受験スケジュールを組みたてるとよいかと思います。●受験の交通費や宿泊費受験会場までの交通費や宿泊費も必要な場合はその分も忘れずに。遠くの大学を受験する場合は、親も付き添うことも多いでしょうから、倍で費用がかかります。ある程度候補が決まっているのであれば、早いうちに大学近くのホテルを抑えておき、共通テストの結果を見てキャンセルすれば、キャンセル料のかからない場合が多いです。我が家は当日家から行きましたので電車代のみです。自宅から通える大学しか受けるつもりはなかったので、事前にホテル予約もしていません。●入学金私立併願を受けて合格すれば、国公立の合格前に支払い締め切りがあります。国公立に合格した場合、3月中旬には入学金をすぐに支払わなければなりません。娘は私立併願は受けていませんので入学する大学のみに支払いました。またうちの場合は、同時期に下の子の高校の入学金や制服等の費用が発生しましたから、この時期は出費が立て続けにありました●合格後必要なもの3月末頃にはパソコンとipadで25万円くらいかかりました。パソコンはおそらくどの大学に進学しても購入必須で、大学や学部によってスペックの指定がありますから、入学後にスペックを確認の上、購入することになります。大学生協でお勧めされているパソコンだと20万円くらいしましたので、うちはネットで5万ほど安いもの(違うメーカー)を購入しました。スペックは大学生協と同じくらいですが、保証は一年のみなので、費用が抑えられました。(自宅から通うため、万が一パソコンが壊れても代用品があるため、手厚い保証は不要だと考えました。)また、タブレットは必須ではありませんが、入学後に配布される資料が紙ではなく電子媒体のものが多く、そのまま書き込める方が楽なので、入学と同時に購入しています。娘は毎日二台持ちで通学しています。また小さい金額の積み重ねになりますが、洋服や靴やカバン等も、高校が制服だった場合は結構な出費となります。入学式用の一式も必要です。大学へ通う定期代も忘れがちですが、そこそこかかってきます。ただ夏休みが長く設定されていますから、定期は6か月ではなく、3か月と1か月を組み合わせて購入しています。うちの場合は実家通いですから必要ありませんが、一人暮らしをする場合はもっともっと負担は大きいかと思います。アパート契約関連、家電や家具、毎月の家賃や光熱費等かかってきますから、最初にそこそこのまとまった金額が必要となってくるかと思います。●入学後、授業料の支払い大学に慣れた頃には授業料の前期分の支払いが来ます。うちは上の子と下の子の二人分が同時期に必要ですので、事前に用意しておきました。授業料は、私立高校と国公立大学では、大学の方が少し安いですね。ですから去年までと出費額としてはほぼ変わりません。もし私立理系に進学していたならば、国公立よりも年100万円は高いわけですから、それが6年続くとなると600万円近く差が出ます。浪人して国公立理系を目指すほうが金額面では安くつくように思います。もちろん一年間浪人することによる時間的なロスもありますが、娘の場合は一年であれば浪人して目指すつもりでいましたから、個々の考えにもよるかと思います。●その他自動車学校に通うようであればまた大きな金額が必要です。地方で生活に車が必要であれば、更に車や保険や駐車場代など、諸々の費用も必要です。来年は成人式もあります。また20歳になれば国民年金も払う必要が出てきます。娘は大学生になってから歯の矯正を始めたのでその費用もかかっています。いくらでもお金が飛んでいきますね以上、簡単に大学受験直前から入学後の費用について、必要になりそうなものについて書いてみました。もしかしたら何か抜けがあるかもしれません。事前にざっくりと必要な金額を考えたうえで準備しておくと安心です。我が家のように、三才差の兄弟姉妹がいる場合は注意が必要で、同じ時期に入学金等の費用が発生しますから、まとまった金額を準備しておかないと焦ります。今年からは多子に対する大学授業料無償化も導入されましたし(うちは二人姉妹なので対象外ですが)、来年から私立高校の所得制限なしの授業料無償化も全国で実施される予定です。そうなると予定よりは出費が少なくなりますからうれしいですね。でもいつその制度がなくなるかもわかりませんから、やはり最低限必要な費用として頭に入れて準備しておいたほうが安心でしょう。ざっくりですが、入学前後のかかった費用について書いてみました。教育費破産 [ 安田 賢治 ]楽天市場教育費&子育て費 賢い家族のお金の新ルール 改訂版 [ 前野 彩 ]楽天市場コスパで考える学歴攻略法 (新潮新書) [ 藤沢 数希 ]楽天市場