中学受験とコスパ
今、Xで話題になっているツイートを紹介します。 現在の都内の中学受験は、死ぬほどコスパが悪いようにしか感じない。— Mii (@Drmiidrdr) May 9, 2026多くのコメントや引用リツイートがついていて、いろいろな意見があって興味深いです。それぞれの立場によって、感じ方や考え方も違いますから、どちらの言い分もわかります。私自身に関しても、立場が違えば、どちらの意見も実感したかと思います。一般的な中学受験に対するコストとして、まずは言葉そのままのお金に関しては、最低でも以下の費用がかかってきます。①塾代(新小4からの3年間で諸々あわせて):300万円~②受験料(併願校の入学金を払う場合もあり):3万円(1校)~③中高6年間の学費(海外研修は含まれない):600万円~それプラスで、お金以外の面で言うと、高学年の3年間の放課後や長期休暇の「時間」を費やすことになります。目には見えませんが、他に様々な経験ができる「時間」を勉強だけに費やすことで、犠牲にするものが出てきます。もちろん小学生だからと遊んでばかりでよいわけではありませんから、中学受験をしない子であっても最低限度の勉強は必要ですが、中学受験のための勉強量とは大幅に違いますから、やはりお金以上に小学校時代の貴重な時間という面で見ると、結果が出なかった場合の後悔は大きくなるようには思います。我が家に関しては、「①塾代」はほとんどかかっていません。予習シリーズのテキストや市販本、スタサプ(当時は年契約で格安の1万円弱)、模試(無料を活用したのでそんなにかかっていない)、塾の1日講座数回分くらいしか支払っていませんから、中学受験をしない子が進研ゼミをするのとそう変わらない費用しかかかっていません。公文で二教科とっている子よりも安いでしょうね。「②受験料」は出願したものはかかっていますが、併願校の入学金は支払っていませんので、実費のみです。「③中高の6年間の学費」は、大まかに年100万円くらいかかっていると換算して、それをどう考えるかというところかと思います。娘達が地元公立小で嫌な思いをし、1日の大半を過ごす学校でしんどい思いをしていたわけですから、その環境から離れ、自分の居場所として居心地のよい環境を手に入れるという意味で考えると、高いとは思いません。それで塾に通わずに大学受験を目指せているわけですから、我慢しながら地元公立中で過ごし、高校受験をし、塾や予備校に通いながら大学受験を目指すとなると、やはり苦労のレベルは大違いです。6年間の学費以上の貴重な体験や経験をしてきていますし、周りの子達や先生方にも恵まれましたし、我が家に関して言えば、公立小が地獄だったばかりに、中学受験をしてよかったとしか思えません。でも、地元公立小が居心地よく楽しい学校で、そのままみんなと地元中に行き、地元中から塾なしで高校受験を目指し地域のトップ校に入り、そこで塾に通わず大学受験をし、結果として娘と同じ大学に入学できたとしたら、そりゃやっぱり「中学受験ってコスパ悪くない?」と思っていたかもしれません。ただ、私にはそんな未来は見えていませんでした。地元中でも嫌な思いをして、学校に行くのが嫌になり不登校になってしまい、毎日暗い顔をした娘の姿しか想像できなかったのです。ですから私は中学受験はコスパが悪いとは全く思っていません。塾代がほとんどかかっていないこともその理由の一つかもしれません。結局は、中学受験がコスパ良いor悪いというのは、その子のいる環境によって結論は違ってくるでしょう。入学後の学校が合わないという場合もあるでしょうから、やるべきとは言い切れませんが、現実問題として公立小が合っていない場合、そのまま公立中に同じメンバーと通うことがわかっているのであれば、何が何でも避けるべきだとは思います。それよりは悪い環境にはなりません。地元小が治安よく環境も優れているような地域もあるでしょうから、そういった人から見れば、わざわざ苦労し大金払ってまでやる価値ある?と思われるでしょうね。↓こちらの本が参考になります。コスパで考える学歴攻略法 (新潮新書) [ 藤沢 数希 ]楽天市場