
地球上の古代遺跡で人類の
起源にかかわる重大な手がかりを
発見した科学者チームが、その謎を
解明するため宇宙船プロメテウス号に乗り、
未知の惑星を訪れる。
しかし、そこには人類が
決して触れてはならない、
驚きの真実が眠っていた……。
「エイリアン」のリドリー・スコット監督の最新作。
プロメテウスとは人間を神の領域に高めようとして
神の座を追放されたギリシャ神話に登場する神。
一説によると人間を創造したのはプロメテウスだとか。
その名を冠した宇宙船プロメテウス号。
創造主に会う為か、人間を神にする為か。
まぁ色んな思惑が交錯する訳です。

主人公のエイザベス・ショウをスウェーデン版の
ドラゴン・タトゥーの女でブレイクした
ノオミ・ラパスが演じている。
なんかね。
何であの後すぐあんなに動ける??
っていう疑問がずっとついてきますw
まぁ科学(医療)の進歩と言えば
片付けられちゃいますけどさ。
そして物語の鍵を握るのは

マイケル・ファスベンダー演じるデヴィット。
X-MENでマグニートーを演じた時よりも
絞っているような印象でした。
デヴィットは人間ではないんです。
具体的な呼び方はなかったけどロボット。
魂がないそうだ。
そのデヴィットの行動に疑問符がつく。
命令に忠実なのか。
好奇心を満たそうとしているのか。
好奇心によってゴースト(魂)を得るって
攻殻機動隊であったけどね。
そういう展開があっても
面白かったかもしれません。
さて肝心の物語ですが―
何の知識もない宇宙船の船長が
創造主の目的を言い当てたりと
説明不足な感じは否めません。
そしてリドリー・スコット監督は「エイリアン」以降の
シリーズは監督はしてないんですが
所々シリーズへのオマージュを感じます。
そして最後まで観た時にこの作品が
エイリアンの起源を描いてることが分かります。
思っていたよりもホラー要素は少なめ。
個人的にはちょっと物足りなかった。
全編124分。
( ´∀`)アハハ~ン♪