1873年、アリゾナ。
一人の男(ダニエル・クレイグ)が荒野で目を覚ます。
なぜ、ここにいるのか、
自分が誰かさえもわからない。
そして腕には奇妙な腕輪をはめられている。
自分のルーツを探るべく
西部の町へとたどり着くが、
そこはダラーハイド(ハリソン・フォード)という男に
支配された町だった。
偶然訪れたバーで、
出会ったばかりのはずの女が話しかけてくる。
“あなた、何も覚えてないの?”
その女は何か知っているようだ。
そしてその夜、西部の町の夜空に
突如として未知の敵が襲来。
それはかつて見たことのない脅威であった。
立ち向かえるのは記憶を失った男だけしかいない。
いったいこの男は何者なのか。
その正体は敵か味方か。
そして侵略者の目的とは。
想像を絶する巨大な敵が
夜空を満たす時、男の手にはめられた
謎めいた銀の腕輪が青い閃光を放ち始めた…。
2006年のグラフィックノベルの実写作品。
製作としてスピルバーグも参加。
まず最初に思ったのは
VSエイリアンではなく&エイリアンなんですよね。
この手の作品はVSとつくのが多いけど
なぜ「&」っとなっているのかは、
劇中で明らかになるのですが…
ちょっとパンチが弱いかなw
一応、ワタクシもこの「&」に注目して
ある程度予想はしていたんですが
ちょっと斜め上をいかれた感じだな。
作中では子供の成長や親子愛、
部族を越えた友情などが描かれています。
…まぁカウボーイと侵略者の間に
友情は生まれないんだがw
その侵略者が乗っている飛行船が
何となく「ナスカの地上絵」の鳥を
彷彿させるデザインだったり、
そのモチーフとなっているハチドリが
記憶に関わるシーンで登場したりと
静(ハチドリ)と動(飛行船)の対比を
演出してるんじゃないかなっと。
ちなみにこのハチドリは英語で
Hummingbird(ハミングバード).
最後のジェイクが馬に乗って去るシーンは
西部劇の定番ラストシーンではないですかね。
ジャンルとしては王道SFかと。
ちょっと物足りなさを感じるも
まずまずの作品だと思います。
( ´∀`)アハハ~ン♪