ひらひら はらはら
雪みたいだな
君との願いが積もるようだな
銀色に輝いて
音もなく降り続いて
ハレルヤ ハレルヤ
いつかはまた
終わらすには 終わらすには
まだ早いさ
二人首にマフラー巻いて
僕にもっとちゃんと掴まって
言葉はいらないよね
雪が口に入るからね
ただ冷たい ただ冷たい
真夜中になるほど
更に深くなるからね
急がなきゃ 急がなきゃ
目がくらんできた
真珠のように
一個の貝から一粒だけの
人間の魂はいったい
どこへ帰るんだ?
何億万年前は
どこで眠ってたんだ
それとも眠らず
君を待ち続けたのか
また逢いたい
さよならの姿は
忘れないものだね
ただ冷たい ただ冷たい
今度はもっと急いで
君を探すからね
また逢いたい また逢いたい
真夜中になった
何億万年前は
どこで凍ってたんだ
それとも凍らずに
僕を溶かした?
人間の魂は
生きていたってさ
死んでしまうことも
あるとかないとか
by 吉井和哉