エレキベースでBACHを弾くための第一歩~参考資料・楽譜
- 個人的には当初の予定通り、シャコンヌをおさめてほしかったのですが、最後のソロ曲はBWV1006となっています。
- ロックギタリストのための J.S.バッハ曲集 模範演奏+カラオケCD付 湯浅丈一 編/湯浅 丈一
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【巻頭 紹介文より】
まえがき
ヨハン・セバスチャン・バッハ。
異国であるこの日本にお`いて、どんなに西洋音楽にうとい人でもこの偉人の名前や曲を知らない人はいないということは、,如何にバッハが世界的に支持されているかを証明しています。
その死から250年以上が過ぎた現代で、これほどまでに自分の作品が浸透していることなどバッハは想像もしなかったでしょう。
いつからかクラシックの演奏家は必ず彼の作品を習得する機会を得るようになりました。
やがて担当楽器用の楽譜が存在しない場合などはアレンジを施され、様々な楽器用に生まれ変わっていきました。
ところが不思議なことに、これだけ他の楽器用にアレンジされていながらエレクトリック・ギター用の本格的な楽譜は、今までほとんど存在していないのです。
今回このバッハ曲集を作るにあたって配慮した、ことは、どのように原曲のオリジナリティーを保持するかということでした。
そのために入手可能な原曲のスコア全てに目を通し、吟味を繰り返しながら選曲を図っていきました。
その結果、皆さんはこの曲集に付属のCDで練習をできるだけでなく、 (Keyの変更を余儀なくされた一部の曲を除いて)この世に出回るバッハの同名曲とユニゾンが可能になりました。
つまり市販されるクラシックのCDは勿論、バンドの枠を越えて実際に他の楽器とのアンサンブルも可能なのです。
またこの曲集の中にはいわゆるハイパーテクニックはほとんど登場しません。
バッハの曲を演奏するのに、そういったテクニックは必要ないからなのです。
そこにあるのはただただ基礎的なテク二ック、右手と左手のコンビネーションとリズムが作り出す世界なのです。
しかしそれこそが音楽の基本であると、バッハの楽曲はあなたに気付かせてくれるでしょう。
また、基礎的テクニックが究極的な難しさを持っているということをあなたは痛感するでしょう。
つまり「究極の基礎テクニック」です。
この曲集の中の一曲を成し遂げたとき、きっとあなたの感じる達成感は今までにないモノになるでしょう。
時代が変わってもバッハの音楽は決して色槌せません。
ぜひ頑張って、一生付き合えるバッハの曲をモノにしてください。
最後にこのバッハ曲集完成にあたって、私が教える音楽学校で過去から現在まで、共に学んだすべての学生の皆さんに心から感謝します。
またこの曲集を愛する家族に捧げます。
○著者紹介
湯浅丈-(ゆあさ じょういち)
1964年、福島県会津若松市に生まれる。
武蔵野音楽学院にてフレットレス・ギタリストのティム・ドナビュー氏に師事し、ジャンルにとらわれない自由な発想でテクニックや理論を学ぶ。
近年はフランスで活躍する日本人シャンソン・シンガー福田ワサブロー氏と共に、従来のシャンソンを再構築するという意味を持つ「ルクソン」を提唱し、日本公演でのサポートとアレンジを担当。
またクラシック・ギタリストの蓮見昭夫氏と共に演奏するアコースティック・ギター・デュオではジャズやロックは勿論の事、クラシック、ボサ・ノヴァ、タンゴ、現代音楽に至るまで多岐にわたるジャンルをカバーし立川ジェシージェームス他、都内各所にてライブ・パフォーマンスを披露している。
活動は通常のギター演奏だけに止まらず、一度絶滅した古いサイレント映画の伴奏用音楽の復刻と作曲・制作なども行い、上映時の生伴奏音楽専用に結成した和洋楽団カラード・モノトーンではクラシックの演奏家と共に活動を続けている。
イタリアのポルデノーネ国際無声映画祭に招かれた際には、異例の長時間にわたるスタンデイング・オベーションを受けた。
本業のギター以外にヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、また三味線も愛奏している。
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【巻頭 紹介文より】
○はじめに
JohanSebastianBach (ヨハン・セバスチャン・バッハ/ 1685-1750)はドイツの音楽一家に生まれ、幼い頃から飛び抜けた才能を発揮し、やがて、世界で最も偉大な音楽家のひとりになりました
Bachが活躍していた当時の人にとっては、彼は主にオルガニストとして知られており、作曲家としての評価を受けるようになったのは、 1世紀も後のことです。
Bachは、プレリュードやフーガの伝統的な構造を変革し、バロック音楽の礎を築きましたました。
J.S.Bachの作品を学ぶことは、テクニックを養い、耳を鍛えるのに役立つだけでなく、これからプレイヤ-を目指す人たちに、まったく新しいフレージングの世界を広げてくれることでしょう。
○今、バッハの音楽とは.
バロック時代の偉大なる大作曲家J.S.Bachについては、あまりにも多くのことが語られ、音楽に関心のない人でも、その名前だけは、 Beethovenとともに知っている人も多いと思います.
Bachが今日の私たちにとって、その存在が意味するところは、彼の作品が単なる芸術的な音楽という特定の世界を越えて、作品ににじみ出ている人間性が、より文明的で、より人類的な意味をもち、いつの時代にも変わらないヒューマニズムを具体化していることが、 Bachの音楽を聴く人の心に伝えられるからでしょう。
*向上心に燃えるプレイヤーにとっては、これらBaChの作品にふれ、練習することで、演奏テクニックや聴く力を高められるとともに、まったく新しいフレージングの世界へと導いてくれるでしょう。
○著者について
Josquin des Pres(ジョスキン・デ・プレ)は、フランスで生まれ、スタジオ.ミュージシャンとして、 RCAレコード、 UnitedArtistレコ-ド、 Polydorレコード、 Musidisc、Musicfor Nations、 EMI/SBKレコード、 Warner、 Elektra、 Virginなどで20枚以上のアルバムを吹き込んでいます。
これまでに、 Jeff Porcaro (TOTO) 、 BillySheehan(MR.BIG)、 Nathan East (Eric Clapton) 、 Steve Lukather (TOTO) 、 Alex Acuna (Weather Report) 、 Didier Lockwood、Jerry Goodman (Dixie Dregs) 、 David Garibaldi (Tower of Power) 、 Bunny Brunel t.i.Herbie Hancock、 Chick Corea) 、 Jimmy Crespo (Aerosmith、 Billy Squire) 、 Vinnie colaiuta (Sting、 Madonna)、その他と競作、または共演しています。
また、 Warner /Chappellのソング・ライターとしても、 BernieTaupin (Elton Johnとのコンビで知られている作詞家)をはじめとする著名な作家と競作しています。
JosquindesPreは、 Carvinのベースとアンプ、 Labellaの弦、およびWilkinsonのブリッジを使用しています。
○日本のベース・プレイヤーへ
私は、小さい頃からクラッシク音楽を学び、接してきました。
最初は、ヴァイオリニストになりたいと思いヴァイオリンを、次に、ギタリストを目指し、クラッシク・ギターを学びました。
その後はもちろん、やがてベ-スを手がけるようになりました。
初めてベースを手にした16歳の時、私が最初に練習したことこのひとつは、クラシックを学んでいた頃の習慣で、 Bachのヴァイオリン・ソナタを課題にして、ベースのためのヴオ-ミングアップ練習をすることでした。
このときの経験が、のちにJ.S.BachforBassの基となり、本書が生まれました。
最近、 Mozart、 Beethoven、 Settieなど、さまざまなクラシックの作曲家の音楽についても分析して、 Classical MasterpiecesforBass(日本語版小冊子付の輸入版をエー・ティー・エヌより発売中)を出版しました。
いろいろなクラシック曲をベースに応用してみると、その可能性は無限であるということに気づきました。
本書には、よく知られたバッハの曲を収録してあります。
これらの曲には、通常のベ-ス・プレイではあまり耳しない音の組み合わせや、インターヴァル、さらには、ベースで弾けるとは考えもしないコードを見ることができるでしょう。
これらのエレメント(要素)は、ダイナミクス対するセンスを養い、プレ-ズのクオリティーと音楽性を高めてくれると確信しています。
Josquin des Pres
The Rule of Right/Kelly Simonz’s Blind Faith
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器楽的にネオクラを究めたい人はぜひこのアルバムを聴いて下さい。
僕なんかはこれを聴いてからほとんどイングベイを聴くことがなくなりました。(Trilogy+Symphonyは別ね!!実はインギーフレーズはパガニーニを弾く時によりきわだって役立ってきます!!)
- In the Name of Bach/Alex Masi
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あとはアレックスマッシですね。
BACHに関しては本当にすごいです。
普通ギターでは弾けない半音階的幻想曲とフーガなども収めていて
おそらくいろんな示唆が得られると思います。
モーツァルトに関してはイングベイに先んじてオーケストラとの共演を果たしています。
寺神戸亮氏 インストアイベントにて購入!!
詳細は次回御紹介予定のパンフ説明を参照いただきたいのですが、
JSBach 無伴奏チェロ組曲がまるで聞いたことのないようなやわらかい音色で、聴いていてとても自然に聞こえてきます。
どうやらヴィオロンチェロダスパッラという復元楽器によるところが大きいようです。
私自身擦弦機構の楽器に今年から来年にかけて移行予定で、その楽器もヴィオロンチェロダスパッラもヴィオラダガンバという同じ族からの派生楽器のようなのです
パンフには無伴奏チェロが作曲された動機や今のヴァイオリンが完成するまでの派生・つながりが詳細に解説されていて大変勉強になりました。
また、音源もコンサートで音源化要望が多いために出されたもののようで、聞いていてとても気持ちがいいです。
バロック・古楽の発掘をしていますが、生きているうちに弾きたいので
無伴奏ヴァイオリンだけでなく、無伴奏チェロも手掛けたいですね。
7月7日にも新譜が出ましたが大変なキャリアですね^^
今回のアルバムは大阪でのレクチャコンサートも予定されているようです。
HP情報:
http://lesboreades.info/RyoTerakado/newpage4.html
コロンビアレコード解説ページ
http://columbia.jp/artist-info/terakado/special.html
○バッハの「無伴奏チェロ組曲」は本当にチェロの曲?
バッハの名曲「無伴奏チェロ組曲」。実は、そもそも「本当はどんな楽器のために書かれたのか」を巡って様々な議論がされながら、現在でも決定的な答は見出されていません。「えっ、チェロのための曲じゃないの?」と、驚かれた方も多いかもしれません。いわゆる現代のチェロによる名演奏・名録音がたくさん残されているのですから、それも当然です。しかし、楽曲のそこかしこに、チェロでは演奏困難あるいは演奏不可能な音符があること――例えば、一度に押えることのできない和音(人間離れした大きさの手の怪物奏者なら可能!?)や、バッハの時代には知られていなかった"左手親指で弦を押さえる奏法"でないと演奏できない部分――は、「チェロのための曲ではない?」との疑問を抱くに十分。そもそも、最も大切な「バッハ自身の自筆譜」が現存していないことが、この疑問の解決をいっそう困難にしているのです。
○謎を解く楽器か? 復元楽器 ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ
その疑問に答える一つの解として急浮上してきたのが、近年研究が進み復元された「ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ」という楽器です。ヴィオラをひと回り大きくした、肩(イタリア語でスパッラ)から吊るして、ギターのように構えて弾くこの楽器。寺神戸が弾くこの楽器を、筆者(制作担当プロデューサー)が初めて間近に見た(聴いた)ときの驚きは、今でも鮮明に思い出されます。コンパクトなボディーから予想以上に豊かに鳴る低音、ちょっと鼻にかかった独特の美しい音色、少々大きめのヴィオラ(のように見える)を弾いているのにチェロの音が聴こえてくるみたいで見た目と聴こえる音のギャップに戸惑いそうになったのでした。なにより、演奏が自在で軽々としていて舞曲の魅力に溢れ、時折はさまれる即興的な装飾音が実に新鮮で・・・従来の「うやうやしいバッハ」のイメージを大きく覆すものでした。「軽々・・・」などと書くと誤解を受けるかもしれません。バッハの音楽を「軽んじる」演奏なのでは決してなく、バッハの精神を軽やかに飛翔させてゆくような・・・。逆にこんな想像はどうでしょう、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータをチェロで演奏したらどうなるか――重厚さは増すでしょうが却って鈍重に過ぎるマイナス面も起こりうるでしょう――その全く正反対のことが、目の前で起こっているように感じられました。バッハ自身が聴いたのは、まさにこのような響きだったに違いありません。
○目から鱗の復元エピソードの数々 「これは僕の夢をかなえてくれる楽器!」
演奏の合間には、この復元楽器にまつわるエピソードや奏法上の問題、そしてバッハとの関連について実に興味深い解説が次から次へと飛び出し、そのたびに目から耳から鱗が落ちてゆきます。古い絵画や楽譜に、まさにスパッラそのままの形の楽器を弾く人物が描かれているのを目にすると、「裏付け捜査」によって難事件が解決に向かっていくかのような錯覚さえ覚えます。寺神戸本人による解説映像
をご覧ください(アルバムのブックレットにも寺神戸自身による詳細な解説が掲載されています)。
寺神戸は言います。「これはヴァイオリニストとしての僕の夢をかなえてくれる楽器なんです。普段ヴァイオリニストは高音のメロディーを受け持っていますから、チェロの音域のような低音を弾くということに特別な感覚を覚えます。ヴァイオリンでは音楽の大事な土台となるバス声部を弾く事が出来ずそれをずっと残念に思ってきたので、この楽器を手にして、これまで欠けていた体験ができて、とても嬉しいんです。」
○リサイタルの度に寄せられる、CD発売希望
さて、かくも知的好奇心をかきたてる寺神戸のヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ(以下、スパッラ)によるバッハは、寺神戸がリサイタルで取り上げるたびにCD発売の希望が多数寄せられるようになり、録音のプロジェクトがスタートすることになりました。全6曲はたっぷりCD2枚分の長さ。一度に全部の録音は体力的に無理があるのでセッションを2度に分けることにしました。録音会場は、東京代々木のハクジュ・ホール。暖かい響きと程よい広さが無伴奏の録音にはぴったりで、何より寺神戸本人が同ホールに於いて「スパッラのリサイタル」を経験済みで、弾きやすく心地よい響きがお気に入りだったことが決め手になりました。弊社録音エンジニア塩澤は、初めて耳にするスパッラに興味津々。こまやかなニュアンスを伝えるためにホールの残響に頼り過ぎないサウンド・スタイルを採用、細心のマイク・アレンジでスパッラそのものの音色の魅力をダイレクトに伝えることに成功しました。
○ハクジュ・ホールでの録音 第1弾(2007年7月)
2007年7月24日、録音初日。まずは有名な第1番のプレリュードから。
寺神戸が十分弾き込んだこの曲は、新鮮さと共に懐かしさをも呼び覚ますような独特の感覚をもつ大変美しい演奏。2,3度全体を通してテスト録音をしたところで、すぐにスタッフと一緒にプレイバックを聴きます。ホール内で弾いているときの寺神戸本人の感覚と録音したものをプレイバックして聴いた感じのギャップを確認して、その後の演奏へとフィードバックしてゆきます。普段のリサイタルとはここが大きく違うところで(リサイタルでは奏者自らが会場での響きのチェックはできませんから・・・)、録音ならではの大変大事なステップです。テイクが5~6に達する頃には、そのフィードバックが体になじんでくるようで更に活き活きとした音楽が繰り広げられるようになりました。続くアルマンド以下の舞曲は、小気味良いテンポの中でそれぞれのキャラクターが際立つ演奏で、聴きなれた名曲の新たな魅力を発見してゆくセッションとなりました。技術的に難しい箇所は部分的に録り直した場合もありましたが、むしろこれは例外。全体としては音楽の流れを止めない録音スタイルに、いい作品に仕上がる期待が高まります。サウンドチェックの時間の分だけ録音スタートは遅めになりましたが、それでも初日のうちに第1番は全て完了。いいペースでスタートできました。
○録音2日目。ホールに到着するなり「また、新しい方法を発見しましたよ!」と嬉しそうに言う寺神戸。
復元楽器ゆえに自ら奏法を開拓してゆかざる得ない寺神戸ですが、楽器の構え方や弓の持ち方などの工夫次第で、どんどんと表現の可能性が広がってゆくスパッラの演奏に、自らの「パイオニア」としての役割を楽しんでいるようにさえ見えます。
第2番以降、この組曲は番号を追うごとに技術的難度が増すようになっているのですが、予想以上にスムーズにセッションは進行し、目標としていた第4番までを無事終了、念には念を入れて第1番のプレリュードとアルマンドをリテイクする余裕すらありました(これが、実に自由な感興に溢れた素晴らしいテイクでした!)。
次回を2008年2月上旬に決めて第1回のセッションを終了しました。
予想以上にスムーズ・・・とはいうものの、ヴィオラよりも更に大きく特殊な構え方で演奏するこの楽器は、肉体的には無理を重ねる部分も少なくないのは事実。弦を押さえる左手の指を限界まで広げることが要求され、右手に持つ弓も時には重力に逆らった運動をするなど、腕や肩はこりと痛みが絶え間なく蓄積されていったのだそうです。録音だと何度も繰り返して弾くので、疲労の蓄積も半端ではなく、セッション中は「バンテリン」が手放せず、肩や腕を絶え間なくマッサージしていた寺神戸でありました。(余談ですが、ヨーロッパの音楽家にこの鎮痛消炎剤は大変好評なのだそうです。華やかに見える演奏家稼業も、その舞台裏には肉体を酷使するアスリートのような側面もあるのですね。)
○進化」を続ける楽器と奏法
さて、2007年12月。夏の録音と同じハクジュ・ホールでの寺神戸のリサイタル。初めての公での演奏となる組曲第6番は、楽譜に「5本の弦で」と指示があり、高い弦を1本追加して5弦のスパッラでの演奏です(彼のスパッラは4弦と5弦の両方に対応できるハイブリッド・タイプ)。演奏が始まってびっくり! 響きが豊かで大変クリアになり、特に低音(1番低いC線)の反応が素晴らしく改善しているのが一聴してすぐにわかったのです。大勢のお客さんに新鮮な感動を残して無事リサイタル終了したあと、寺神戸本人から秘密が明かされました。「5弦にしたほうが、楽器全体のバランスが良くなったみたい!1番~5番も使わないE線を張ったまま5弦の状態で演奏したほうが良いのかも。それから、もっと良い弦がないかずっと探していたんだけど、今回手に入ったものがとってもいいのです。何といってもC線が思ったように反応してくれて!」いまだ進化を続ける寺神戸のスパッラ演奏に賞賛と同意の返事をするスタッフに対して、衝撃的な告白がなされました。
○ 「全部録音し直したいのです!」
「夏の録音の仮編集を聴きました。実は・・・、その1番~4番を、全部録音し直したいのです!」
ええっ!全部録り直し? 寺神戸さん、本気ですか!?
夏の録音では、さまざまな不都合を感じながら楽器に演奏を合わせるようなところがあったというのです。なるほど、そうかもしれない、と思いあたる箇所を記憶からたどりながら、プロデューサーは現実的な計算もしていました。第2回の録音として準備していた3日間は、そもそも第5/第6番の録音のための日程であり、この中で(録り直しを含めて)全6曲を録音するのは不可能です。寺神戸本人のスケジュール、ホールの空き状況、発売までの制作日程をパズルのように調整する中で、予定の3日間に加えて2月中旬にもう2日を追加して合計5日間で全6曲を録音することにしました。
○夏の録音をはるかに凌駕する2月の再録音!
かくして全体を再録音することになったこのプロジェクトですが、2月のセッションが始まってみると、楽器の響き、演奏の自在さ、いずれもが夏の録音をはるかに凌駕する演奏。寺神戸自身が、夏に比べて大変弾きやすそうに演奏していることが聴き手にもダイレクトに伝わってきます。夏よりも遥かに順調に収録は進み、結果として5日間で全6曲を収録し、寺神戸本人も満足のうちにセッションを終了しました。寺神戸は言います。「現在最も僕の興味を惹いているのは、もちろんバッハの無伴奏チェロのための組曲です。しかしそれはこの楽器で弾くのが正しいかもしれないからではなく、素晴らしい作品であるからに過ぎません。「何が正しいか」ではなく「どう弾かれるか」、そして「音楽が人に何を伝えるか」が大事なのだと思います。ヴァイオリニストに新しい可能性-と今まで思いもよらなかった苦労―を与えてくれた、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラの出現(復活?)を心から喜びたいと思います。」
寺神戸のこの新アルバムが、きっと皆さんをバッハの新しい魅力の発見の旅へと誘ってくれることと確信しています。
制作担当プロデューサー 国崎 裕
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王者イングヴェイ3年ぶりの降臨!! (ヤングギター発売)
すでに店頭には並んでいますが8月号が王者の表紙です。
まあそれにしてもアルバムこうしてみると出しましたね~^^;
今回のキーはモアマルムスティーンだそうです。
昨今の状況は非常にインギーにとっていい状況のようで、
譜例を見るだけでもいつもの勢いでやってますよ~
今回はジューダスの「ジャギュレーター」で歌っていたリッパーオウエン卿がボーカルを担当。
原子力潜水艦はどう攻撃してくるのか!?
DVDつきですのでフリークは要チェックです。
新作に合わせて天才ギタリストシリーズ御紹介予定です。
editaマガジンのトラブルでだいぶ遅れてしまいましたが
安定性は抜群のAmebloで展開しますのでご安心を。。。
若い方たちにもぜひインギーに触れて
自由をえる一歩を踏んでほしいと思います。
かれのテクニックとアプローチは本当に革命的とも呼べるものです。
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