アキラ>2020年7月のことだった
ユウキ:とある地方都市でおきた一つの事件
ツカサ:それは 日常であって日常でない事件
アキラ>それは 桜通りという通りで起きた事件
ボイスドラマ さくらあやかし
ユウキ:おい、ツカサ。
ツカサ:なんだよ ユウキ
ユウキ:ここ、なんてよばれてるか知ってるか?
ツカサ:ここか?おれしらない。
ユウキ:じつはな、ここ桜通りとよばれているんだ
ツカサ:桜通り、だと? ばかな でも、ここでは桜の木なんか
どこにもないじゃないか デマじゃないのか?
ユウキ:それでも、呼ばれているんだから、嘘なんかじゃない
アキラ>おい・・・そこのひと・・・
ユウキ:ん・・・だれだ?
ツカサ:あんた・・・だれ??
アキラ>ここの近くに住んでいるものだ。
ユウキ:ここのちかくに・・・?
ツカサ:あ、あの・・・ここ、桜通りとよばれているんですよね?
アキラ>まあ、そうだが・・・・
ユウキ:桜も植えられていないのに・・・どうして、ここが桜通りなんだ?
ツカサ:そうそう、ここに植えられているのはヒガンバナだけ・・・
アキラ>なるほど、ヒガンバナが植えられていることは しっているのか
あの血のはなを・・・
ユウキ:だったら・・・どうだというんだ・・・
ツカサ:血の花と呼ばれていたんだ・・・あれ・・・
アキラ>さくらとは ほんらい 薄紅のもの・・・・
しかし・・ほんとうは・・・だな・・・
ユウキ:ほんとうは・・・・?
ツカサ:ぐ・・・ぐあああ!!!
ユウキ:ツカサ!!
アキラ>サクラとは人の血をすって、赤くなる・・・
だから、命が散るときにも 引用される・・・
ユウキ:ばかなあ・・・ばかなああ・・・ああああ!!
ツカサ:・・・・そうか・・・あいつが。。。さくらあやかし・・・
さくらのように散るさまを作り出す、殺人者・・・・