使いやすいマスクを選ぶ3つのポイントを解説します【結局不織布?】
コロナ禍で必需品となったマスク。『サージカルマスク』という言葉をよく耳に、目にするようになったと思います。
マスクといっても現在は様々な種類があります。
そんな中、どのマスクを選べばよいのかなど、マスクを選ぶ3つのポイントをお話できればと思います。
本記事の内容
■ 各種マスクのメリット・デメリット
■ マスクを選ぶ大事な3つのポイント
各種マスクのメリット・デメリット
※個人的感想を記載しております。
① ウレタンマスク
★感想
・顕微鏡で拡大した画像でもわかるようにスカ
スカに穴があるため、ウイルス等はスイスイ
入ってこれてしまう。
・黒のウレタンマスクはコロナ前から少数の
方々が着用していたが、ここにきて人権を獲
得したイメージ。
★メリット
・洗って繰り返し使えることでコスト
パフォーマンスは良い。
・圧力損失の数値が低いため呼吸がしやすい。
★デメリット
・ウイルス等の捕集効率が非常に悪い。
②不織布マスク(サージカルマスク)
★感想
・ちゃんとした企業のちゃんとした製品であれ
ば、清潔でウイルス等の予防効果もある程度
はある。ただ、ある程度です。
・呼吸のしやすさを売りにしているサージカル
マスクを見かけますが、「呼吸がしやすい=
スカスカ」なのでは?と思います。
・ハズレを引くとマスクがダンボール臭くて、
一日中は付けていられない臭さ。
★メリット
・使い捨て使用により、清潔。
・レベル3のマスクであればPFE(微粒子ろ過
効率)BFE(細菌ろ過効率)は98%以上で
あり、ある程度は安心。ある程度。
★デメリット
・価格はだいぶピーク時より落ち着いてきてい
るが、未だに粗悪品が出回っていたりもす
る。
・業者保管環境にもよるが、マスク自体に臭い
が付いてしまう。
・物によって、またその日のコンディションに
よって耳が痛い。
今めちゃ人気!コットンの風合い
③KF94(Korean Filter)
★感想
・女性が着用しているのを見かける事が多い印
象。
・3D立体構造によって、口元に空間ができ、
お化粧が落ちにくいという評判。
・ちゃんとした製品であれば、ウイルス等の予
防効果も期待できる。
・「94」はNaCL粒子0.4μmの粉塵捕集ろ過
効率94%。
・94%じゃダメじゃね?と思われるかもしれ
ないが、上記のサージカルマスクと比べ、穴
のサイズが異なり、また空力学質量径の中位
径では0.3μmあたりの捕集が一番難しいと
され、それを94%カットということで、上
記サージカルマスクとはレベルが違う。
★メリット
・3D立体構造により、息苦しくなく、化粧崩
れしにくい。
・見た目がオシャレ。
★デメリット
・サージカルマスクと比べると価格が高い。
・偽物が多く出回っている。
小顔効果がすごい。
マスクを選ぶ大事な3つのポイント
一般的に使用されているマスクとしては上記3点ですが、その他にも医療で使用されるようなN95マスクであったり、中国製のKN95というものがあります。最近では国産のJN95といものも出てきているそうです。
基本的に、N95、KF94、KN95みたいな高機能マスクは「吸い込まない」が目的で、サージカルマスクについては「飛沫を外に出さない」が目的となっていると考えます。
コスト面、安全面の総合評価で考えればサージカルマスクが一番、普段使いに適していると思います。
しかしながらサージカルマスクの中でも偽物が出回っているのが現実です。
一番安心なのは「全国マスク工業会」のマークが箱に記載されている製品を購入するのが良いかと思います。
このマークです!
そして、なんと偽物のマークがあります。
これが偽物のマークで、最下段の「員」の文字がおかしいですね。
購入する際はしっかりとそこを見て買う事をおすすめします。
またサージカルマスクにはクラス(レベルと記載される場合もあり)が1~3とあります。
基本的にクラス2と3は血液不浸透率の違いなので、日常生活で使用する分には全く気にする必要がありません。
クラス1と、クラス2及び3はウイルス等の捕集効率が3%変わってい来るためクラス2又は3を選んで購入するのが良いと思います。
まとめのくせに長くなってしまいましたが、
①マスクの種類はサージカルマスクを選ぶ。
②正しい全国マスク工業会マークの入ったも
のを選ぶ。
③サージカルマスククラス2又は3を選ぶ。
以上3点が日常生活におけるマスク選びのポイントと考えますので参考にしてみてください。
マスクの正しい付け方が気になる方はこちらを読んでみてください。↓↓↓