迷子 | *cherry*の日記  ~虹の架け橋~

*cherry*の日記  ~虹の架け橋~

社会人4年生の長女「くーちゃん」のこと、高校3年生の次女「キキ」のこと、たまに乳がんのこと、 

日々感じること・・・   

思いつくままに書いていきます。

夏休みのある日、キキが迷子になった。

帰省している姉のところの子(中3)と、くーちゃんとキキの3人で近くのショッピングモールへ行った。その帰り道でのこと。

些細なことでキキが怒って先々行ってしまった。
途中の公園に入っていくのが見えたので、後を追って公園に行ったのに、キキの姿が見当たらない。

公園で遊んでいた中学生くらいの子に聞くと、あっち行って曲がったと。
そちらに行ってみると、子ども一人で行くような道じゃない。

くーちゃん達、必死で探しても見つからず。
あたりは暗くなり始めている。

そんな連絡をくーちゃんから受けた直後、家の電話が鳴る。

いつも利用している路線バスの運転手さんからだった。
バス乗り場にいたので、バスの中(我が家方面ではないバス)に乗せて保護してますって。
このバスは30分に1本なので、バスターミナル(始発)で長い間停車しているのよね。

とにかく所在がわかったので、お礼を言ってくーちゃんに連絡。
くーちゃん、安心して号泣。

で、帰ってきて詳しく話を聞いた。



キキ、はぐれたと思い、駅まで行ってみたけどくーちゃん達に出会わず。
もう一度公園へ戻ったけどやっぱり出会わず。
そこで、駅のバス停(帰りに乗るバス乗り場)へ行き、泣いているところをバスの運転手さんに声かけられたらしい。

運転手さん、本部に連絡し、「とりあえず交番連れて行きますわ」と。
それを聞いたキキ、交番なんか行ったことないし、そんなところに連れて行かれるのイヤーと思い、運転手さんに、お母さんが家にいるから家に電話して欲しいと、家の電話番号を伝えたらしい。それで家にかかってきたというわけ。

一方くーちゃんは、キキを探すのに公園に居合わせた人も一緒に探してくれていたので、見つかったと私がくーちゃんに連絡した後、姪っ子にバスの所へ一足先に行って貰い、くーちゃんは探してくださっていた人にお礼を行ってその場を後にした。

くーちゃんがキキと合流したときは、すでに姪っ子が駅まで連れてきてくれていたので、保護してくださったバスの運転手さんがどなただったかわからなかった。

誰やったんやろうね、という話をしていると、キキがぼそっと○○さん。
キキ、運転手さんの名前をちゃんと見ていた。(名札とフロントガラスの上に掲示しているのを見ていたらしい。)

なんと冷静な。

今度、バスで見かけたらお礼を言わなきゃ。主人もくーちゃんも知ってる運転手さんだった。

無事でよかった。

ちなみに、ショッピングモールから駅までは7分。公園からは5分くらいかな?



なんで家の電話番号覚えてたんだろうと不思議に思っていたんだけど、この話をお習字で一緒のお友達にしたら、お習字終わったらいっつも家に電話してくるやん~!と。
なるほど。
だから覚えていたのか。納得。