この本を図書館に予約して
どのくらい経ったろう。
もはや何故予約したか、
思い出せない。
新品だったのにも驚いた。
舞台は南米コロンビア、
時代は1830年から100年。
ブエンディア家7代の話。
アルカディオとアウレリャノが
いっぱい出てくる。
そのため、
この家系図は何十回も確かめた。
初めは
空飛ぶ絨毯が出てきて
呆れたが、そのうち
レメディオスが風に拐われても
そうか
と納得するようになっていた。
色々不可解なことがありながら
最後にスッキリ読み終えた理由は
2点。
難解のメルキアデスの羊皮紙を
7世代100年かけて解読し、
そこに一家の盛衰が記されていたこと、
そして
豚の尻尾を持った子が生まれる
と怯えながら
近親結婚をし、
100年目にその子が生まれたこと。
面白いと思った考察
ホセアルカディオの恐怖
血を濁らせる表通りの女たち、豚のしっぽのある子供を産む屋敷の女たち、死をもたらして生涯心を苦しめる闘鶏、触れるだけで20年の戦争騒ぎを引き起こす鉄砲、幻滅と狂気を産むだけの見当はずれな冒険。
ゴキブリ
1603の数に達するその異種は、人間が遠く、原始時代から、あらゆる生物に加えてきた執拗かつ非情な迫害によく耐えてきた。その迫害ぶりの酷さは、生殖本能とは別に、人間にはより明確な、より強い、ゴキブリ絶滅の本能が与えられていると思われる位である。
うちに
こんなものがあった。
何か繋がりがあるのだろうか?
因みに
この本は分厚い。
そしてわたしにはコロンビアに
友達がひとりいる。


