●おとといのこと。



いつもどおり、俺は朝に支度をして、家を出て行った。


学校に行くために地元の駅で電車に乗り込む。


いつもと変わらない普通の朝だった。



途中、俺は電車の乗換えをするために一度電車を降りる。


しばらく電車に乗って時が過ぎるのを待つ。


その降りる駅が近くなった頃、俺はふと電車の窓に目をやった。





なぜだろう。線路の脇の砂利道に白い服を着た女性がいた。


しかもいたのは女性だけではなかった。


生まれたばかりと見れる赤ん坊を抱いていた。


その女性がなぜこんなところに立って居るのか、一瞬考慮して、すぐまずいと思った。


だが声は出ない。


それはつかの間の出来事。


電車はいつもどおりの速度で動いている。一瞬で女性の姿は見えなくなった。


運転手は気づかなかったのだろうか。



やがて、電車は止まった。


単純に、俺が降りるべき駅に着いただけだ。


俺は電車を足早に降りる。


胸騒ぎを覚えながらさっきの女性が立っていたところに目をやる。


俺以外にも気づいた人は居たようだ。酷く不安そうな顔をして向こうに目をやっている。


俺もそんな顔をしているのだろうか。そう思った。




その女性は、歩いていた。線路脇の砂利道を。


そして、5つほど敷かれている線路の三つを渡り、一番端の線路の上に立った。


腕にはやはり赤ん坊を抱いているようだった。女性の背中姿が恐ろしい。


俺は頭でこの先に何が起きるか分かっていた。体は動かない。




異変に気づいた周囲の人が騒ぎはじめた。


次々と周りに伝染して、騒ぎが大きくなる。


だが誰もホームの下には降りられない。




女性が線路の上に立ったとき、もう電車は近かった。


緊急ブレーキ装置が発動し、警告音がうるさくなる。


ただ、俺は遠いようで近いその光景じっと見ているしかない。


ブレーキが発動しても、もう遅かった。


列車は、猛スピードで女性に向かっていく。




そして。


その瞬間。俺の頭は別の方向に向いた。意識したつもりは無い。


目はホームに居る人たちに向けられていた。みな同じ方向を向いていた。


皆の顔が驚愕からどんどん歪んでいく。



刹那、周囲のどこからか発せられた悲鳴が引き金となって


唖然としていたホーム全体に大騒ぎが起こった。


悲鳴、怒号、それに次ぐ恐怖の声。




俺は、その喧騒の中、ただ立ち尽くしていた。


頭は見たいと思うその方向に向いてくれない。






手は、硬く握られていた。













































と、いう夢を見たんだ(´・ω・`)。(ズコー
















えとー、この夢を見たのは本当です、嘘じゃないですw


この悪夢から覚めたとき、体中鳥肌だらけで寒くてですね、とてもびっくりしたんですよ(゚_゚i)


あまりにもリアルすぎて。本当に怖かったです。




しかも、大抵の夢ならすぐに記憶から抹消されてしまうものですが、


この夢だけは今でも明瞭にその情景や事態や事の経緯を覚えていてですね、


この記事を書いている時もとても気持ちのいいものではありませんでしたよ^^;


今回は皆さんにも臨場感を味わってもらいたいと思ってあえて夢であると置き書きしませんでした。



皆さん、楽しめましたかね?(笑)


・・・って言うか、こんな悪夢見るなんて、俺どんだけwww/(^o^)\











ps:「夢なら仕方ないな。」