冬の沖縄に行くことは諸刃の剣だったりします。観光客が少ないのでのんびり出来る一方、海が荒れることが多いため、海に入れないことが多々あります。　

2012年の年末年始、一週間程度八重山諸島の中の石垣島、黒島、西表島を回ったのですが、海が大荒れで海に入れたのはほんの３日程度でした。

黒島。牛とカラスと野良孔雀しかいないのどかな島。島の人はすれ違うと気軽に挨拶してくれる。実に居心地のよい島で、最近リピーターになってしまってます。

黒島の西にある仲本海岸は沖縄でよく見られる、遠浅なインリーフの沖に20～30mくらい落ち込む急激なドロップオフがあって、水路からアウトリーフに出られるようになっています。
ドロップオフの場所には無数の割れ目や半洞窟が散在していて、いつまで泳いでいても飽きません。

西表島。何度行っても奥深さを感じさせるお気に入りの島ですが、冬に訪れるのは初めてです。
天気がよければ、テント泊で縦走を…と考えていたのですが、果たして、滞在中はずっと暴風と雨という結果。結局観光船で豪雨の中、滝を見に行った程度で、あとはずっと温泉三昧となりました。
西表は撮りたい絵が山ほどあるので、再度リベンジしたいと思います。

大晦日には石垣島に戻り、いつも利用している米原キャンプ場へ向かったところ、冬季は閉鎖していることが判明。急遽他のキャンプ場を探したところ、唯一、伊野田キャンプ場が利用できるようなので、ここで数泊しました。
初めて利用したのですが、とても静かで開放的なキャンプ場で気に入りました。
ここを拠点に素潜りできそうな海岸を回ったのですが、残念ながらいつも利用する西側の海岸は暴風で全滅。なんとかショップに頼んでボートで潜らせてもらえました。

動画の方は3部作になっており、石垣島で素潜りで撮影したリーフ、黒島・仲本海岸のアウトリーフで素潜りで撮影した映像、黒島のダイビングサービスで新城島周辺に連れて行ってもらった時の映像となります。

音楽の方は弦楽合奏風に癒し系で作ってみました。

冬の八重山の海