最近はTVやWebなどでも盛んに取り上げられてブームが加熱して人が押し寄せているらしいアレです。
打ちあがった実物はこんな感じ。

打ちあがる理由は定かではないが、新月の時に街の明かりを月と間違えて寄ってくる…などなど諸説あるみたい。
折角新月前後に富山を通りかかったので、ダメモトで撮影でもしてみようと昼間のうちに適地の目星をつけるべくgoogle mapをにらみながら射水・富山・滑川の3市の海岸沿いのロケハンを敢行。
実際行ってみればわかるのだが、このあたりは海岸近くに駐車ができる場所が非常に限られていて駐車可能な場所に人が集中するようです。またテトラポッドや堤防で護岸されていたり、立ち入りが制限されている箇所も多い。
GWなので便利な場所は人でごった返して撮影どころではなくなると思い、よりアクセスが不便な場所なら人もあまり来ないだろうと、写真写りのよさげなスポットをいくつかピックアップして夜を待つ。
さて夜、目星を付けた場所を廻ってみる。予想通り人はほとんどいないのだが、イカも打ちあがってくれない。
仕方なく人が多そうな場所に移動してみると、若干ではあるが打ちあがっているところを撮影できた。
やはりこいつらは人や町のないあまり暗いところには集まらず、街明かりや人明かりのあるところに寄っていく習性があるようだ。
ということで撮影しても捕獲する人々の明かりばかりが撮れてしまう状況だったし、打ち上げ量もさほどなかったのであまりまともな写真は撮れませんでした。
人の少ない頃合に頑張って撮ったのがこんな感じ。比較明合成をしてもこれが精一杯。一際明るいのは人間の明かり。


人のごった返すGW中に一晩ポッキリで撮ろうというのが無茶だったようです。
土地勘や傾向・対策はある程度分かったので、またの機会に挑戦できればと。