というのは、7月まで全く海に入っていないということ。
例年であれば、正月かGWのいずれかは沖縄に行っているので、だいたいはそのときが初(素)潜りになるのですが、今年は沖縄に行っていない上に伊豆半島・七島界隈は黒潮が弱く春濁り全開が夏になってもとれず…といった按配なので海に行きそびれていました。
まだまだ透明度は良くなっていませんが、なんとか許容範囲になってきたようなので南伊豆の妻良界隈で素潜ってきました。
最近、人口密度が湘南海岸並みになってしまった中木のヒリゾ浜の代替地に、ここからボートで渡る谷川浜がメジャーになってきているようです。
(ちなみに、荒れた遊歩道を小一時間+藪こぎ+崖降りさえ厭わなければ徒歩で谷川浜へ行くことができます…が、お勧めしません。過去に一度やってみましたが辛すぎました。)
今回はその辺は目もくれず、海水浴客がごった返している妻良から遠泳をして静かな海域で洞窟巡りを。
ただ、透明度が回復したといってもまだまだ浮遊物が多く、その上、台風の置き土産がたくさん浮いています。

このあたり、訪れるのは通りがかりのカヤッカーくらいですが、柱状節理を施したこんな映画のセットみたいな見ごたえのある名もない洞窟が数多くあります。


中から外を見るとこんな感じ。 これが撮りたくて南伊豆に通っていると言っても過言ではない。


洞窟内にはたまに小魚の群れが潜んでいることがあり、このときにもキビナゴが所狭しと。


今後、黒潮が更に頑張ってくれればいいのですが。はたして。