GoProのメリットは軽い・小さい・高画質・防水ということで、結果的には荷物の軽量化が最重要事項である登山でも、あまり神経質にならずに気軽に高画質水中カメラを持っていけるということになります。
そこで、今まではあまり考えなかった火山湖や源流など山域での水中撮影に使えるのでは…と考えて、さしあたって槍ヶ岳の帰りに上高地にて実験的に撮影をしてみました。
場所は上高地ビジターセンターと河童橋の間にある清水橋。その下を流れる清水川は清流でしか育たないらしいバイカモという鮮やかな緑の藻が群生してます。おそらく上高地を訪れる人はほぼ全員ここで写真を撮るのではないでしょうか。
バイカモ(梅花藻と書くらしい)は県によっては絶滅危惧種になっているらしいです。

以前からここの水中の様子を撮りたいと狙っていたので、今回以下のような装備で実際撮って見ました。
まずはGoPro+水中ハウジングにトライポッドマウントを装着


Amazonにて格安で購入した伸縮性一脚に固定。山にも気軽に持って行ける小ささと軽さ。


これを清水橋の上から下ろして撮影してみました。(後で見るとアングルがイマイチでしたが。)
この場合、必然的に上下逆に写ってしまうので、上下逆に撮影できるUpsideDownモードで撮るか、あとでエディタで180度回転すれば元に戻ります。
今後の課題としては、流れ強い川の場合は水流でブレてしまうので、その対策を考えなければなりません。
ちなみにこの清水川は、冬場のテント泊時には貴重な水場になります。氷点下10度の中で、ここの水でコーヒーを沸かして飲むのが至高の時だったりします。
