二回目の訪問なのですが、前回は勝手が分かっていなかったのと滞在時間が短かったので、今回はじっくり4日間ほど滞在して撮影三昧してきました。
実はトルコについてから判明したのですが、この時期は断食明けと重なるため(日本では盆のようなもの?)、イスタンブール-カッパドキア行きのバスがどれもチケット売り切れ状態。
なんとかイスタンブールの旅行代理店に頼み込んで、宿+バスのパッケージツアーを押さえてもらうことでなんとか解決。少々高くつきました;;
無事現地にたどり着いた拠点はギョレメのゲストハウス。来るまではあまり期待していなかったのだが、なんと街が一望できる上等すぎる宿でした。

ギョレメに滞在する利点はなんといっても主要な撮影ポイントに自転車で行けること。朝日や夕日、星景までとりたいので、時間を気にせず自力移動ができることは必須です。まあ、もちろん金を出せばバイクやら車やら借りられるのですが、経費節減ということで。。
以下はギョレメから自転車で行けるおすすめの場所です。
・パジャパー地区
ギョレメからひたすら北へ、チャウシン村の先を右折。自転車で40分ほど。正しいカッパドキアの奇岩が所狭しと並んでます。


・ウチヒサル
ギョレメから南へひたすら坂を上りきった街。ジブリ映画に出てきそうな城砦を囲んだ街で中世の雰囲気があります。城砦のてっぺんからはカッパドキアが一望できます。


・ローズバレーとその一帯
ギョレメ街中から北東に見える巨大な絶壁に向かって、ひたすらダートの道を行く。自転車でいけるところまで行って、あとは渓谷を歩き回る感じ。無数の奇岩が散在して、一日では回りきれないほど。
個人的にはこの一帯が一番お気に入りです。


ところどころある"Rose valley"の矢印に沿っていった最奥が上で書いた巨大な絶壁を間近でみられるローズバレーです。
特に天気のよい夕暮れ時に訪れると、土壌の赤と夕日の赤で下の通り壮絶な景色が見られます。ただし帰途は夜の山中を戻り、暗黒のダート道を自転車で帰らなければならないのでヘッドランプが必須です。

今回、奇岩と星景のコラボを数多く撮りたかったのですが。ある理由であまり撮る事ができませんでした。

それは「野犬」。カッパドキアにはひたすら野犬が多いのです。しかも夜になると元気になる。 人里離れた山中で下手に撮影していると、すぐに取り囲まれてしまいます。
噛まれると必ず狂犬病をもっているので、厄介です。
日本だとこんなことで苦労することはないのですが;;;
ちなみにお金を出すと早朝に気球に乗れます。

以下が動画となります。音楽はかなり苦労したのですが、試行錯誤してるうちにあまり画像とマッチしなくなってしまいました。(汗)