ふいを突くように
天より降りてくる
伝達とはことなり
しずかな内面より
泉の波紋のように
聞こえてくるもの
それはうちに宿り
聖霊の姿をまとう
神さまのささやき
かぎりなく純粋に
浄らな湧水となり
生まれいずるもの
まるで一つなぎに
自らの言葉として
感受することわり
ーーー
“言葉はただの音ではない。
それは、心の奥にまで届く光の波。
放たれた瞬間、透明な光の粒となって
空間を駆け抜ける。
…
柔らかい言葉は、
朝露のように静かに染み込み、
心を潤し、眠っていた想いを目覚めさせる。
鋭い言葉は、
稲光のように暗闇を裂き、
真実を照らし出し、進むべき道を示す。
言葉は、波紋となり、共鳴となり、
やがて光の網を編んでゆく。
…
光透波—ことば。
それは宇宙が私たちに与えた、
創造の道具であり、心をつなぐ橋でもある。”
“はじめに光透波ありき”より