ふいを突くように
天より降りてくる
伝達とはことなり


しずかな内面より
泉の波紋のように
聞こえてくるもの


それはうちに宿り
聖霊の姿をまとう
神さまのささやき


かぎりなく純粋に
浄らな湧水となり
生まれいずるもの


まるで一つなぎに
自らの言葉として
感受することわり



ーーー

“言葉はただの音ではない。
それは、心の奥にまで届く光の波。

放たれた瞬間、透明な光の粒となって
空間を駆け抜ける。
柔らかい言葉は、
朝露のように静かに染み込み、
心を潤し、眠っていた想いを目覚めさせる。

鋭い言葉は、
稲光のように暗闇を裂き、
真実を照らし出し、進むべき道を示す。

言葉は、波紋となり、共鳴となり、
やがて光の網を編んでゆく。
光透波—ことば。
それは宇宙が私たちに与えた、
創造の道具であり、心をつなぐ橋でもある。”


“はじめに光透波ありき”より