ある朝めざめると
ゆめの記憶ふたつ
なにかが癒された
ような感覚があり
ふしぎな気もちで
その日を過ごした
*
みずから癒そうと
振り返らなくても
そのときが来たら
自ずから癒される
きっと他のことも
知らないところで
*
おぼろげな記憶と
ここちよい感覚と
なにかに護られる
ような頼もしさに
わたしは安心して
いまを生きていい
ーーー
あとで暦をみると
新月の早朝のこと
ーーー
わたしはあなたと共にいて、
あなたがどこへ行くにもあなたを守り、
あなたをこの地に連れ帰るであろう。
わたしは決してあなたを捨てず、
あなたに語った事を行うであろう」。
ヤコブは眠りからさめて言った、
「まことに主がこの所におられるのに、
わたしは知らなかった」。
創世記 28:15-16