ある朝めざめると
ゆめの記憶ふたつ

なにかが癒された
ような感覚があり

ふしぎな気もちで
その日を過ごした


みずから癒そうと
振り返らなくても

そのときが来たら
自ずから癒される

きっと他のことも
知らないところで


おぼろげな記憶と
ここちよい感覚と

なにかに護られる
ような頼もしさに

わたしは安心して
いまを生きていい



ーーー

あとで暦をみると
新月の早朝のこと



ーーー

わたしはあなたと共にいて、
あなたがどこへ行くにもあなたを守り、

あなたをこの地に連れ帰るであろう。

わたしは決してあなたを捨てず、
あなたに語った事を行うであろう」。

ヤコブは眠りからさめて言った、

「まことに主がこの所におられるのに、
わたしは知らなかった」。


‭‭創世記‬ ‭28‬:‭15‬-‭16‬