こうしたいとねがうほどに
そうではないことをなやむ

こうありたいといのるとき
ひとはいのちをいとおしむ


やまいのせいでできないと
まわりのひとはいうだろう

やまいからうまれかわると
わたしはいいたいとおもう


むかしのわたしとくらべず
いまのわたしをみるのなら

それはできないのではなく
いのちのあたらしいすがた


やまいがいてもいなくても
おおらかなわたしでいたい

まわりがどんなせかいでも
わたしはやさしくありたい
 


ーーー

“まるで本当に
宇宙がふわりと目の前に
差し出してくれるかのように。
静かな喜びは感じる。
 
しかし、あなたにとって
それらはもはや副産物であり
 
最も大切な望みは
自分自身を純化し、高めていく
本来の自分自身を
取り戻していくことだから。

どこまでも終わりのない
進化…への道を
邁進することだからです。”


Chizuko「甘露」より