病院のお花屋さんから
いっしょに帰ってきて
ガラスの器に挿したら
お花の暮らしの始まり


お水を替えるときには
茎を切らせてもらって
ちいさな器へお引越し
居心地はいかがですか


身体がつらいときでも
ベッドで休んでいると
テーブルの上のお花が
静かに慰めてくれます


目を向けるととなりに
お花がいることの喜び
つぎの病院の日もまた
緑といっしょに帰ろう



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「花は“命”のあるものだから、
飾った後も見るたびに
表情を変えてくれる。
徐々に垂れ下がって、
花弁を散らす瞬間まで美しく、
また儚い。
命の移ろいを観察できるのも、
花の楽しさ。
シャキッとしているときは、
腰高の棚の上に。
垂れ下がったら高い場所へ移すと、
花と目が合う。

オブジェのように扱うのではなく、
コミュニケーションする
相手として向き合うと、
生活を共有する友のように見えて、
愛着がさらに湧いてきます」


ヘアスタイリスト shuco
&Premium〈花と緑を愛でる。〉より