温かいのみものを
ゆっくりのんだら

今日もいえのなか
しごとを始めます


とても短いじかん
小さなことだけど

病とともに生きる
ひとを支えるもの


どうかていねいに
思いをこめながら

さずかった務めを
果たせますように



ーーー

“すると
修練長は今度は笑顔で、

「同じお皿を並べるのだったら、
やがて夕食にお座りになる
お一人お一人のために、
祈りながらお皿を置いていったら
いかがですか」

とおっしゃったのです。

何も考えていなくても、
「つまらない」と思いながらでも、
お皿は並びます。

ところが、
「お幸せに」という気持ちで
祈りをこめてお皿を並べれば、
その時間は
意味ある時間になるのです。”


和田和子(シスター)