くるまいすと人工呼吸器をつかいつつ

お庭のある森のおうちで暮らしている

山崎りょうこさんのことを知りました



りょうこさんの森の中のお庭づくりは

体の動かしかたや体力にかぎりのある

りょうこさん自身にちょうどいいもの



進行性の難病をかかえているわたしも

おうちのことは小分けにちょっとずつ

わたしの体の負担をすくなくしたもの



じぶんの体と暮らしのいろんなことに

折り合いをつけられるようになったら

その一つひとつが愛おしくなりました



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“丁寧に手をかければ愛おしくなり

「まあいっか」と思えば面倒になるのが、

暮らしだと思うのです。”


山崎亮子『いのちのガーデン』