愛された生贄のゆめ鱗のある民族の村姉妹は生贄となり長と副長に愛され全身を青く塗られ母と祖母と村民に見守られ祀られる*姉であるわたしは儀の最中に盗まれ外の民族の長老に拾われ共に過ごし時を経て偶然にも鱗の民の手に還る*青く塗られた体は懐かしく迎えられ長との再会を果し再び祭儀は行われ漸く自身の務めを全うし目を覚ます