わたしを苦しめるのは

体のなかの病ではなく

わたしの思いであると

深く見つめる慈しみを


思いに苦しめられても

こころを病むことなく

すべてを許しつづける

広く澄みわたった愛を


まだ見ぬひとを照らす

なぐさめに変わるよう

苦しむひとのこころを

深く広くつなぐ祝福を



ーーー

“…祈る場合、それは

「病が与えてくれた恵を、
私がしっかりと
受け取ることができるように
お導きください」

と言った内容になる。

病から癒えることが
願いなら、
病を通して癒えることが
祈りなのだと思う。”


坂爪圭吾