いちにちを小さくわけて
ひとつひとつ見てみたら

おだやかな色とかたちと
ゆっくりな時のながれと

いつかの日々にねがった
暮らしのなかにいること


病気でふじゆうだったり
未来がおそろしかったり

ゆめにもおもわなかった
さずかりものに惑うけど

それらと引きかえにある
ゆたかさをふくんだ日々


見ないふりするのでなく
でもとらわれることなく

暮らしのあじわいとして
となりを歩むものとして

いつもそばにあるものと
今日もいっしょにいよう