今日はなんだかからだが重くて
ベッドの上でぐったりしてたら
アルバムのなかのいつかの記憶
いろあざやかに浮かんできたよ


初めておとずれた遠くのところ
まるで互いを気にかけるように
「待っててね」「待ってるよ」
と聞こえてきそうなお花を見て


お空にかえったたいせつなひと
わたしを待っててくれるかなあ
「大丈夫だよ」「待ってるよ」
お花のふたりを写真におさめた


アルバムのなかからよみがえる
見るひとだけしか知らない記憶
ベッドの上のわたしのこころを
今日もじゆうに飛びまわらせる