天に生れかわるためからだを脱いでたましいの光で地につもる雪をまばゆく照らしひととき受ける病のくるしみは天に生れかわるための通りみちあなたにつづきわたしの時まで徐に明かされるひとのたどる旅地の暗がりにも仄かにただようひとすじの光をのこせるように