とくべつな場所いっしょに訪れたいと願ったとくべつな場所にもしいつの日かひとり足をふみいれる時はその面影を見るだろう*隣りにいたらと心から思ったとくべつな場所は訪れるたびいつまでもなつかしい風のなかその面影を映すだろう*いくつ年をへだててもそれらは一瞬のあいだにわたしを連れさるから風景は時を止めるか留めるのかもしれない