病のおそろしさと争いの哀しみに

おおわれて暗がりのなかにいても


花のうつくしさと人のやさしさに

ふれられる心がわたしにはあった


昨日がおわり今日がはじまること

今日がすぎさって明日がくること


安らかな日もくるしみの日もみな

たましいの光のためにあったもの


あたらしい春をよろこび迎えたら

すべてを胸にわたしは歩んでいく