身体障害がみとめられたときに
からだには制限がついていても
こころにすみついていた障害が
しずかに取りはらわれていった
わたしができないとおもうこと
それはあたまの中のつくりもの
からだにまといついた不自由が
こころを自由へとひらいていく
進行性の難病はかわることなく
わたしのいのちを削っていても
おおきないのちは減ることなく
かがやきを解きはなっていった
うしなったように見えるものは
このつくられた世界の中のこと
かぎりある生命のひとしずくが
かぎりない泉にみたされていく
ーーー
しかし主を待ち望む者は
新たなる力を得、
わしのように翼をはって、
のぼることができる。
走っても疲れることなく、
歩いても弱ることはない。
イザヤ書 40:31