なんだかつらいなと感じたとき
病気がもたらすつらさなのか
そうでないのかわからない
どこまでがんばればいいのか
がんばってはいけないのか
じぶんでは判断できない
*
むりせず体をだいじにすること
病気をいいわけにしたあまえ
ふたつの区別はむずかしい
そういうふうに考えてしまう
そのことじたいが体からの
休みたいというお知らせ
*
ゆっくりちからが抜けていくと
こんなにむりをさせていたと
休んでみてはじめてわかる
そうして涙がこぼれてきたら
固まってしまったこころが
知らず知らずとけてくる
*
わからなかったいろんなことも
こころが自然にうごきだして
おしえてくれるようになる
体とこころの声がきこえたら
病気のもたらす命のおとが
あなたにとどいたしるし