なんだかつらいなと感じたとき
病気がもたらすつらさなのか
そうでないのかわからない

どこまでがんばればいいのか
がんばってはいけないのか
じぶんでは判断できない


むりせず体をだいじにすること
病気をいいわけにしたあまえ
ふたつの区別はむずかしい

そういうふうに考えてしまう
そのことじたいが体からの
休みたいというお知らせ


ゆっくりちからが抜けていくと
こんなにむりをさせていたと
休んでみてはじめてわかる

そうして涙がこぼれてきたら
固まってしまったこころが
知らず知らずとけてくる


わからなかったいろんなことも
こころが自然にうごきだして
おしえてくれるようになる

体とこころの声がきこえたら
病気のもたらす命のおとが
あなたにとどいたしるし