わたしの  おくふかくにある

すべて  わたしになるところ


あなたが  わたしとしてあり

ひとがみな  わたしにうつる


つながり  というものもなく

ただただ  ひとつとしてある


わたしが  わたしでなくなり

すべて  いしきとなるところ



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“私が、彼に、共感するのではない

これが、彼で、げんにある、すなわち
彼は私である

というこのことが、
共感するというそのことなのである”


“□において在る

そのことにおいて、
全ての他人は自分なのである

感情としては慈悲になる”


池田晶子