私事で恐縮ですが、この冬・・・30歳になりました・・・
だからといって、何も変わらないのですが^^;
ここ最近になってふと、20代という10年を
いろいろ思う時がありました。
いけばな、フラワーアレンジメント、
テーブルコーディネート、ピラティスを習ったり、
ビジネスや自己啓発のセミナーに
参加したりするなか続けた色彩の勉強。
色彩学全般から、パーソナルカラー、
イメージコンサルティングの世界へ。
いくつかのスクールへ通い、
大手企業様のセミナーなどでアシスタントも
経験しました。
学生時代からの友人たちには
「いつも好きなことをやってていいよね」
「悩みとか、なさそう」
と言われ、そう見られているようだった私でしたが
実際の自分は、そうではなかったです。
正社員の立場を捨て、
スクール通いとOL生活の両立をはかり
資格と学びは増えたけれど、
着実に組織の中でキャリアアップしていく
友人たちの姿に、
自分の生き方はこれでいいのだろうか?
と思う自分がいつもいました。
いつだったか、ある企業のご年配の男性から、
「私はあなたと同じ大学出身だが、あなたのような
キャリアの人は、同じ卒業生として恥です」
と言われたこと。
自分は世の中の誰からも
必要とされていないのではないかと、
ずっと自分に自信が持てませんでした。
また、ある著名なファッションジャーナリストの方の
アシスタントをしてみないかとの話をいただくも、
事情があって、思い切って生活の場を
東京へ移すことはできませんでした。
そんな自分から脱したくて、
投資してきた道で早く、食べていかねば。
そう思うほど、
“ならなければならない”と自分を縛って
いつもどこか悶々としていました。
けれど、そんななか
とてもありがたかったのは、
職場やセミナー、だいたいどこへ行っても
素敵な方と出会ったこと。
その誰もに共通したのが、“年上の女性”でした。
60歳代の方まで、職業や立場はさまざま。
皆さん、気取りがなくて、ポジティブ。
こんな私を相手にしてくださった、おおらかさ。
気づかされたことは、たくさんありました。
自分を肯定していいのかな・・・と
少しずつ自分のことが好きになれたように思います。
そして、入退院を繰り返すようになった
父の看病、別れが私の考え方を変えた気がします。
なんとなく、もうすべてが吹っ切れたというか。
自分のなかの優先順位、大切なことが
いろいろ変わったのでしょう。
日常の身近なところから
素敵なこと、楽しみ、学びを見出して
いくつもシアワセを見つけて。
今、まわりと自分を比べることは、ないですね。
カラー&ファッションコンサル に来てくださる方たちも、
それぞれの個性はお持ちながらも
考え方はなんとなく似ていたりして、いい方ばかりです。
こんな私の20代はまさに、
自分の居場所、自分らしい生き方の“模索”
だったように思うのですが、
歳を重ねるごとに、自分らしく生きやすく
なったんじゃないかな?
だから、これからまた重ねていくことが
楽しみです^^