本日、20日は春分の日✨今年の紀伊國屋書店での、オンライン講演のために作成した資料からの抜粋です。
西洋占星術においては、地球と太陽の関係を重視して、1年の始まりを昼と夜の長さが同じになる春分点を基準としています。
季節のサイクルが基準なのです。
地球と太陽の位置関係から、春分、夏至、秋分、冬至の二至二分が基準です。
このことは人間の生活と大きく関係しています。地上の一年のサイクル、暦の時間がホロスコープ作成の基準になっています。
ちなみに、古代から春分か冬至を一年の始まりとすることが行われていました。古代社会では冬至を新年とするところが多かったです。イギリスでも、15世紀のころは冬至が新年でした。
現在、春分の日の実際の天球図上における位置は、牡羊座0度ではなく、魚座にズレて位置しています。
これは2万5000年の周期で回転する「歳差運動」と呼ばれる天球の運動・移動によっておきているのです。
この「歳差運動」については、国立天文台天文観測センターにも詳しい説明がなされていますので、ご興味のある方はそちらをご覧いただけたらと思います。
1枚引いてみました🌸
新しく始まる1年。実りあるものになりますように✨✨✨