生徒さんの一人が言うには
「自分は友達の大変な状態を、どうしてあげることもできない・・・
・・・・救えない・・・・・・・・・自分には、本当に力がない・・・・・・
・・・・・・・反省することばかりだ・・・・・・」
確かに、どうにもならない状況の人はいる。
占ってみて、少しでも良くなる道を探したり・・・・・・
方向転換のアドバイスをしたり・・・・・・
未来の可能性を探ったり・・・・・・・
でも、でも、でも、確実に救うことができるかというとそうではない。
大体、人を救うということが本当に可能だろうか?
それは、もう私達の手の届かない領域の部分も含まれる。
「救う」という言葉を、私は占いについて使用したことがない。
私達は誠意をもって、気づきのサポートをし、
心に寄り添いながら、最善の可能性を探す
しかし、実際に決断し、行動することを強要することはできない。
それは、本人の責任においてなされるべきもの。
私達の限界はここにある。
人それぞれに何らかの使命や役目があり
価値観や考え方も様々である。
どうしても関与できないことがあることは痛感している。
「だから・・・・・話をたくさん聞いてあげて、
少しでも良い方向性を探して・・・・・アドバイスもして・・・・・
ある意味、やれることは全部やったんだから、
そんなに自分を責めてはいけないよ。・・・・」 と、私は言った
皆の笑顔がうれしくて・・・・この仕事をしていて良かったと思う。
だから、乗り越えられない壁は、私も辛い。