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民主57人が反対=小沢氏離党示唆、党分裂へ―野田政権弱体化、増税法案が衆院通過
時事通信 6月26日(火)15時38分配信

野田佳彦首相が「政治生命を懸ける」とした消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案は26日午後の衆院本会議で与党と自民、公明両党などの賛成多数で可決、参院に送付された。.....(略)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00000098-jij-pol



ついに消費税アップがグッと現実に近づいてきましたね。
給与明細を見るとこんなに引かれてるのにまだ取るのかというのが正直な印象です。
1ヶ月のうちに1週間は税金のために働いているようなもんです。

民主党はこれで構造に致命的な亀裂が入りました。おそらくもうしばらくすると爆発してバラバラになることでしょう。
そもそも主義主張がまったく違う人々が政権交代の旗の下に一つになったわけなので、その目的が達成されてしまえばあとは惰性だったといえるでしょう。

でも、党議拘束で議員を締めてというモデル自体がもう終焉に近いのかなと思います。
一つの問題が○か×かで単純に片付くことって少ないですし、国際化が進み、国内の視点だけで○か×かで決められるほど単純ではなくなってきました。さらにいろいろな問題が輻輳しているわけですから、2つの政党だけで全ての意見を集約するというのはもはや難しいでしょう。

同じ政党の中で対立というのは、今の民主党だけじゃなくて、麻生内閣の頃の自民党もそうでした。
郵政選挙では行財政改革に対する期待が大きく膨らみましたが、内閣が替わるにつれ「財政タカ派」が強くなり豹変。
その「財政タカ派」に対して「上げ潮派」が対立して何も決められず...と今と同じような構図。

その上げ潮派も今日は親分だけが少々気を吐いていましたが、他はあっさり賛成だったようですね。
3年前のあのゴタゴタはなんだったんでしょう。


消費税を上げる前に「決められない元凶」を潤している政党助成金を全廃して欲しいものです。