CINECITY ZARTで「僕等がいた 前篇」を見てきました。
この作品は前篇と後編の二部構成で、前篇は高校時代の恋愛模様を描いています。
明日は祝日ですので、月曜日のレイトショーにしてはかなりの盛況でした。
カップルと女性ばかりで少々バツが悪かったのですが、
前から見てみたいと思っていた作品でした。
狭い世界だけど、だからこそ身近な人に一生懸命になれる時代
でも、これから広い社会に旅立つ前夜で、どこか別れへの不安とはかなさも同居する
高校時代ってそんな感じがするんですよね。
まぁ、キャストが少々高校生には見えませんでしたが、これはご愛敬。
一人を一生懸命愛しようとしても、周囲に翻弄される男・矢野の揺れる心と
それを待つヒロイン・高橋のすれ違い。見ていて切なくなりました。
釧路から矢野が東京に向けて旅立つところで、二人の関係は終わりを迎えます。
でも一旦終わりなんでしょうね。後篇がありますから。
どうしてこの映画を見たかったというと、最近、自分の身の回りでも
高校時代のいろいろな関係が少しづつ動き始めているから。
青春の向こうにあるもの。
あの頃見えていたものとは全然違うモノばかりでかえって新鮮です。
さて、この映画の後篇はどう描かれるのでしょう。