CINECITY ZARTで『源氏物語 千年の謎』を見てきました
http://www.genji-nazo.jp/index.html
高校の古文の時間に源氏物語をやった記憶がありますが、あの頃はつまらない品詞分解に必死で、作品を楽しむなんて余裕はありませんでした。
その後10年くらい前に瀬戸内寂聴さんの『わたしの源氏物語』という本を読んだ以外は他に触れたことがなく、果たして覚えているか?という不安も鑑賞前にはありました。
最初のうちは誰が誰の役なのかイマイチ人物関係が掴めませんでしたが、昔の記憶をたどって行くような感じで次第に楽しむことができました。
個人的には末摘花を見たかったんですが、まぁそれはちょっと...でしょうね。
しかし、1000年経っても男と女の世界って変わらないんだなと思いました。
僕は当事者ではなく傍観者であることの方が圧倒的に多いのですが、通じない心に胸がねじれるよううな苦しい想いというのは何度か経験あります。
同じ気持ちを1000年前の人も味わっていたんでしょうね。
そんなことを胸に馳せつつ鑑賞してきました。