いよいよ明日は本番。
傍聴でだいぶ疲れたので早く床に入りました。
目が醒めて何時かと思ったら午前1時半。変な時間に目が醒めてしまいました。
しかも心臓がバクバク。眠れない夜の典型です。
なんだかんだで2時間ごとに寝たり起きたりを繰り返し、7時半に床を出ました。
「いよいよ始まるな」とワクワク、でも少し不安な気分になります。
新静岡セノバの駐車場の案内看板を持った警備員を横目に歩いて県庁へ。
世の中は普通の日曜日なのにここだけ特別な日曜日と思うとむしろ誇らしく思います。
専門委員の控え室に行き、ミーティングに入ります。
コーディネーターの荒井さんを中心に議論の進め方などについて最後の調整をしました。
9:55から開会式、その後7階の第2会場へ専門委員一同で移動します。去年もそうだったのですが、この瞬間がいちばん充実感を感じる時です。自分もここでチームの一員になったという充実感なのでしょうか。
会場に行くと説明者の席には既に最初の事業の担当者が着席していました。
「おはようございます」と挨拶して着席します。
自分の名札の肩書きが「専門委員」になっているのを見ると「負けちゃいかん」と思うと同時に「実力以上のものを追い求めてはいけない」と思うものです。
最初の事業はニューツーリズム推進事業費。
荒井コーディネータの冒頭の解説。
構想日本の中でもトップクラスといわれるコーディネーターの実力が遺憾なく発揮されます。
事前の勉強でニューツーリズムとは産業観光、医療ツーリズム、スポーツ体験、自然体験のようなイメージを持っていたのですが、補足資料として渡された事例にはイメージとはやや遠いものばかりが並んでいました。この点で疑問である旨を質問しました。
また、経済効果の高い宿泊客数を増やす施策を求める意見も出ました。安近短志向が強まる中宿泊者増を求めるというのは容易ではないとは思うのですが、これは取り組まなければならないことでしょう。
しかし、特に伊豆地区の宿泊施設は物見遊山型、団体の観光に適したものが多く、個人客にシフトするためには効率の低下もしくは追加の設備投資を覚悟せざるをえず、個人的にはニューツーリズム推進の枠組みの中で取り組むものとは違うのではないかという意見を持っています。
ニューツーリズム推進事業費の議論は白熱し、1時間20分ほどになりました。