"被災地"と震災バブル | はい、タケコプター

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仙台の時計店 保険金下りた客殺到で昨年より2倍売り上げる

2011.10.25 07:00

.震災から7か月経った。被災地では、すでに「東北大バブル」とも呼ぶべき復興景気が萌しているのだ。仙台の高級割烹などは連日満員で高いコースがよく注文されたり、キャバクラ店でも県外から来た建設業者がキャバクラ嬢に大盤振る舞いをする例などもあるようだ。


そうした恩恵をは高級ブランド店も受けている。東北百貨店協会の調べによれば、8月の東北6県の百貨店売り上げは、震災後4か月連続プラスで前年比6.8%増。全国平均の1.7%減とは対照的である。とくに美術・貴金属・宝飾は25%増で、ロレックスなど高級時計から先に売れている状態という。

仙台市内の時計店は、「保険金が下りたから来たという客が多く、去年の2倍近い売り上げだ」といい、被災者に保険金や給付金が行き渡ったことが主な理由と見られている。

仙台の輸入車販売会社には、「一度死んだも同然だから、一生に一度は好きな車に乗りたい」といって、500万円以上する高級外車を買いに来た人もいたという。


※週刊ポスト2011年11月4日号

http://www.news-postseven.com/archives/20111025_66691.html

さっきSkypeで友人と話をしていたんですが、仙台のホテルが異常に高値を提示しているとのこと。


私も特に7月の2回目のボランティアに行った時は料金が高いと感じました。

どうやら、こうした特需というのがあるんですね。 仙台市も被害を受けてはいるものの、仙台市の中心部は5月の段階でも平常に近いような状態でした。


夜、仙台駅近くの牛タンの店で食事をしたのですが、先程まで見てきた沿岸部の荒廃した風景と、仙台中心部のきらびやかな装いとのギャップに少し胸が痛んだのを覚えています。


果たして津波を被った直接の被災地と、近辺の大都市をひとくくりに被災地といってしまっていいのかという疑問もあります。

このようなミスマッチや、アンバランスをどう調整していくか、難しい課題だと思います。