仕事の関係で今年から所属した団体は米国の団体と提携しているのですが、アメリカから会長が来日されると言うことで意見交換会が開催されました。
まだ暑いと言ってももう9月。水田は徐々に黄金色に移ろいつつあります。
東日本大震災の後、客足が落ちていた新幹線も徐々に回復しつつあるようです。
ただ、のぞみに比べてひかり号の回復は鈍いらしい。
会場は霞が関コモンゲート西館にある霞山会館です。
どちらかというとローカルな仕事ですので、平日に東京に来ることは滅多にありません。
東京に行くのは土日が主ですのでオフィス街に行っても静まりかえっています。
ですので、平日の東京のオフィス街というものを是非見てみたいと思っていたのですが、やはり田舎とは違う刺激がありますね。
建物は新しく、PFIで建てられたものですので、ビルを高層化する替わりに中庭など公共空間が充実しています。
丸の内のビル群の向こうに東京スカイツリーも見えます。
37階ですので、眺望は抜群。
東京の方もなかなか見られる景色ではないので皆さん窓際に行って景色を堪能しておられました。
景色はいいのですが、Wimaxの電波が届かないのは困りました。
会議は非常に有意義なものでした。
まだ新しい事業ですのでチャレンジが肝要。
アメリカのパイオニアたちも地道な努力を重ねながら少しづつ市場を開拓していってといいます。
米国は訴訟社会で、国民が政府にものを言う風潮が強いと思っていましたが、その昔、アメリカもおまかせ民主主義的といいますか、もっと牧歌的だったと言います。
日本でも行政の透明化、見える化が叫ばれていますし、日本人は自分の頭で考え判断することを迫られている現代においては、我々の仕事も社会的な意義が大きい....と勝手に思っています。
参加者と意見交換できると思い、遅い時間の新幹線を予約していたのですが、都合の合う人はおらず一人で東京の街を歩いてみました。
東京国際フォーラムに来ると何やら屋台がいっぱい。
べンチに座って有楽町あたりでどこか良い店ないかと検索をしていたのですが、屋台で何か買って済ませてしまおうという事にしました。
ということでステーキ丼をチョイス。
待っている間に焼いてくれます。
大サイズで750円。
お肉は値段の割りに良い肉を使っているようで美味しかったです。
結構インターバルがあるのですが、ライブもやっていたりします。
かつて東京に仕事に行った際にご一緒した大先輩が
「日本の公共施設ではアフターファイブにアルコールを飲みながら音楽を楽しむ文化がない」
とおっしゃって六本木のSTB139に連れて行っていただいたりしたのですが、やっと日本にも地方のレベルではそうした文化も認められ初めてきたのかも知れません。
国はダメですね。
経産省の前で壁により掛かってネット検索していたら警備員に「ここには寄りかからないでください。」と言われました。
原発の処理は迅速にできないのに、自分の体面にかかることだけは迅速にできる...。
自分の頭で考え、自分の力で共同体を動かしていくことが大切だと切に思います。
そんなこんなで週末の夜をまったり過ごし、最終の新幹線で帰ってきました。