あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、毎年正月の楽しみの一つが箱根駅伝です。
正式には「東京箱根間往復大学駅伝競走」というのだそうですが。
箱根駅伝を見るようになったのは、小生が大学に入ってから。
日本テレビで中継をするようになったのが1987年で、それから数年後と言うことになりますね。
高校時代、英語の先生が「毎年正月は箱根に駅伝を見に行く」なんておっしゃってまして
「そんなにおもしろいものなのかなぁ」と思ったのですが。
風向きが変わったのは大学受験のあたりから。
当然ながら受験生というと大学のことも気になるわけで、箱根駅伝のニュースも気になるわけです。
そんなわけで「正月に自分の学校が走るのを楽しめる大学に入れればなぁ」なんて思っていました。
念願かなって、箱根常連校に入れてもらえることになり、それから毎年テレビ観戦してます。
小生が学生だった頃は早稲田の渡辺監督がまだ現役で箱根を走っていた時代。
山梨学院が新興勢力として台頭し、後に黄金期を迎える神奈川大学もメキメキ力をつけていた頃。
多摩川の土手を自転車で走るのが趣味でしたけど、駒澤大学の陸上部のランニングに出会ったこともありました。
当時はスピード化が激しくなってリタイヤが増えたなんて言っていましたけど、
今から思うと、まだいい時代だったのかも知れませんね。
今年の箱根駅伝はそれこそ200km以上走ってきたと思えないほど各校が拮抗して順位争いを繰り広げていました。
例年、平塚を過ぎたあたりから何となくまったりした感じに陥って「ああ、正月ももう終わりだな」なんて思ってしまうのですが、今年は優勝争い、4位争い、6位争い、そして地獄のシード権争いなど、ゴール寸前で数々のデッドヒートが展開されました。
見ている方としては今年ほど最後までハラハラ、ドキドキするレースは今までなかったですね。
この競争、どこまで行くんですかね。
もしかすると数校のアンカーがゴール寸前まで優勝争いをくり広げるとか、あるいはゴールで写真判定になるなんてこともあったりするのかも知れません。
テレビ中継では駅伝の歴史を振り返り、太平洋戦争に散った選手の話などが紹介されることもあります。
最近、我が国周辺でなにやら不穏な動きが多くなってきましたが、大学生が箱根駅伝を目指して競技に熱中できるような平和な世の中が続くことを願ってやみません。