ソフトバンクのiPhoneに続き、Docomo、auも新製品を投入して、ことしはスマートフォン元年なんて言われてますね。
スマートフォンと言われるようになったのは、4~5年ほど前からだったと思いますが、それ以前からスマートフォンと同じような携帯の情報端末はありました。それまではPDAという呼称が使われていて携帯電話との融合が進んでスマートフォンと呼ばれるようになりました。PDAはスマートフォンの先祖とでも言いましょうか。
小生が最初にPDAを購入したのは2000年の12月のこと。
Handspring社のVisor Deluxでした。
今から思えば本当におもちゃみたいなものですが、別売りのモジュールを使うと携帯電話やPHSとつないでインターネットに接続しメールができたり、GPSやバーコードのモジュールもありました。
まだデジカメやメモリーカードもほとんど普及していない時代でしたので、カードスロットなどはありませんでした。
また、スクリーンがモノクロだったんですね。
夢のあるデバイスだったのですが、翌年の秋、SONYのサイバーショットを購入。
その頃SONYからPDA、CLIEが売り出され、注目を浴びていました。
CLIEにはメモリースティックのスロットがあり、写した写真をすぐに画面で見られるうえ、カラーの液晶ディスプレイが美しく、1年でCLIEのT-600Cに乗り換えました。
VisorやCLIEはPalmOSと呼ばれる携帯情報端末用のOSが組み込まれていて、パソコンに管理ソフトをインストールすればパソコンとデータをシンクできるのが特徴でした。
これは、今のiPhoneやiPodTouchとiTuneの関係と同じですね。
CLIEは今のiPodTouchよりも進んでいたと思うことも多々あります。
たとえば、リモコンとして使えるアプリがあったのは便利でした。
また、吹雪で飛行機が飛ばす、札幌で足止めを食らった際にも情報収集ツールとして威力を発揮しました。
が、その後PDAの人気は徐々に衰えていき各社が次々に市場から撤退していきました。
転機が訪れたのは2006年。
WillcomがW-Zero3シリーズを発売、スマートフォン時代が始まりました。小生も2007年5月にW-zero3[es]を購入しました。
キーボード付きなのでメールを打つのが非常に便利でWindowsMobile搭載ですからパソコンとの相性も良好でした。
ただ、デカイ、重い、遅いと言う難点があります。
本体が大きくて重く、しかもパワー不足で頻繁にフリーズするなど、性能的にはだいぶ難があります。
現在も現役ですが、果たしていつまで持つのか、少々先行きが不安でもあります。
そして、2008年9月に第2世代のiPodTouchを購入。PDAとしては完成形に近いものになりました。
現在は9月に購入した第4世代と共に現役で利用しています。
さて、次はどうしましょうかね。
スマートフォンより先端を行くデバイスってなんかないのかなぁ。