ビジネス本の9割は怪しい!もう読むな
更新日:2010年08月27日
「頭は空の連中が空の財布を満たすため、書きなぐりに励み、その結果、出版図書のほとんど9割までが悪書駄作の始末である」
これは、19世紀のドイツの哲学者ショウペンハウエルの「読書について」の一説だ。まさに出版社と著者が金儲けをするために、本が粗製乱造されている状況を言い当てた言葉。
それが、21世紀の現代においても繰り返されているとは…。ビジネス本の現状をこれ以上言い当てた言葉は他になく、これが最大の結論だ。(YUCASEE MEDIA
)
http://media.yucasee.jp/posts/index/4448?oa=ymb6162
ビジネス本って確かに呼んだときはは「なるほど!」と思うけど、
実際にはモノにならないことが多いですね。
8月にも何冊か読みましたけど、読んだ後「だから何?」という感じの本がありました。
この方法で年収○千万を叩き出した!なんて書いてありますけど、実際何をやっているのかってのは結局書いてなくて、机上で考えたことだろうと思うようなHowtoがずらずら~っと並んでいるという印象です。
当然ながら、そういった本は買うとお金の無駄、読んだ後は処理の手間になるので図書館で借りてよみました。
しかし、中にはいいビジネス本もありましたけどね。
“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事
という本で、この本の著者・小暮真久さんが実体験に基づいてNPO企業について語っており、とても読み応えがありました。
ビジネス本粗製濫造の時代ですが、電子書籍が普及してくれば、数年後にはまた変わってくるかもしれません。
それでも良書は残って欲しいモノです。