上海万博開幕 | はい、タケコプター

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備忘録としての日記です。よろしかったらご覧下さい。

いよいよ、あすから上海万博が始まります。


我が国で万博というと大阪のことを思い出す人が多いようですが、残念ながら小生は大阪万博は全く知らない世代で、大阪帰りの高速バスの中から太陽の塔をチラッと見たことがあるくらいです。


一番印象に残っているのが、科学万博つくば85です。

中学生の頃でしたが、近未来を予感させるようなものが数々。

今思えば、当時の「近未来のもの」よりもっと進んだものが小生の身の回りにはあふれています。 だけど、本当に夢を与えてくれるような内容でした。


記憶に新しいのは5年前の愛・地球博。つくばの時ほど夢を与えてくれるようなものではなかったような気がしますけど、自然と科学の融合を前面に打ち出した目新しさはありました。



名港方向

それにしても当時の名古屋の熱気というのはすごかったです。

セントレアが開港して、トヨタも好調だった頃で、街全体空気が踊り出すような雰囲気でした。


3週間ほど前に名古屋に行ってきましたが、当時の活気が嘘のようでした。


日本で万博が開催されることって、もうないんじゃないかなというような気がします。

博覧会をやるとなると公費もそれなりに使われるわけで、財政窮乏もあるし、「税金の無駄遣い」と反対の嵐に。おまけに自然保護団体が「開催地で絶滅危惧種のオオタカの巣が発見された」とか言い出して結局お流れってのが関の山でしょう。


とにかく何でも足を引っ張るのがステイタスのようになっていますから、結局何もできずに世界から置いてけぼりを食らっているのが今の日本です。

思えば愛知万博も、反対意見を取り込むための窮余の策が、あの内容だったのではないかとも思うんですよね。


おそらく、今の上海は経済発展と相俟って相当なダイナミズムを味わうことができるでしょう

。行ってみたいところですが、まぁその機会はなさそうです。


身近でいけるとしたらこんなイベント くらいでしょうかね。とほほ。