PHSが危ない? | はい、タケコプター

はい、タケコプター

備忘録としての日記です。よろしかったらご覧下さい。

ウィルコム支援にソフトバンクが名乗り

11月27日3時2分配信 読売新聞  


経営再建中の簡易型携帯電話(PHS)最大手ウィルコムの支援企業として携帯電話3位のソフトバンクが名乗りを上げていることが26日、明らかになった。


ウィルコムが抱える約400万人の顧客や高速通信ができる「次世代PHS」の技術を取り込み、首位NTTドコモや2位KDDIを追撃する。大手5社体制の携帯電話業界は新たな再編の場面を迎える可能性が出てきた。


ウィルコムの支援企業には複数のファンドの名前が挙がっており、ウィルコムの筆頭株主である米系ファンド、カーライルが年内にも支援企業を決定するとみられる。通信事業の実績に乏しいファンドが再建を果たせるか未知数でソフトバンクによる支援が有力との見方もある。


ウィルコム買収を目指すソフトバンクは条件としてウィルコムが抱える935億円の債務の一部について金融機関が放棄することを求めている模様だ。 .


最終更新:11月27日3時2分


引っかかるのが"ウィルコムが抱える約400万人の顧客や"ってところ。


PHSってのはもう時代遅れの技術だし、うまいこと言いくるめて400万人の顧客を3G携帯に引き込もうって魂胆もあるんじゃないかなって勘ぐりたくなるんですよね。

確かにPHSってのは時代遅れな規格なので淘汰されるべきものなのかもしれないけど、小生のような電話機を放置プレイにしてしまい、使ったとしても電話機以外の用途っていうスーパーライトユーザーにとってはPHSのような低規格でも必要にして十分なんですよね。


WillcomもPHSを愛する経営者が携帯にはない個性的な端末を出して面白かったんですが、孫のおっさんの低価格攻勢にあえなく撃沈してしまいました。

PHSらしさを生かした携帯電話とは別な展開をできるか、それによってPHSの死命が分かれるところだと思っていたところなのですが、これもちょっと厳しいかもしれません。

とりあえずは先行きを見守りたいと思いますが。

なんだかねぇ。