米子-羽田空の旅 ANA818便 | はい、タケコプター

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備忘録としての日記です。よろしかったらご覧下さい。

べとべとさん駅こと米子空港駅から米子空港までは歩いて5分ほど。 

駅も新しく、歩道橋を造っているところを見ると、どうやら最近できたばかりのようです。

米子空港駅の歩道橋  

歩道橋があればいいんですが、駅前を走る2車線道路はカーブになっていて見通しが悪いので、押しボタン式の信号のある横断歩道を渡ります。
一人で渡るだけなのに何台も車を止めるのはちょっと申し訳ない気分です。




連絡通路

連絡通路を歩いて


米子空港ターミナル

ターミナルビルへ。
どうやら工事中の模様です。

先ほどまで一緒だった友人の話ではターミナルの売店が小さく欲しいおみやげが買えないかもしれないという話。

ヤバイなーと思っていたんですが、小さいなりにも一通りのものはそろっていて、何とか事なきを得ました。
ただ、今まで利用した空港+見学だけした某空港の中でも屈指のショボさだったってのは正直な感想です。




JA51AN

さて、米子空港から羽田に向かいます。
今日の搭乗便は全日空818便ですが、搭乗機はエアーニッポンのボーイング737-800型機、JA51AN。
スターアライアンスの塗装機です。

ちなみにボーイング737-800に乗るのは今回が初めて。
737というと狭くて窮屈で、硬い乗り心地で舵を切ってるのがモロに分かるというのが正直な印象です。
スターアライアンス塗装機に乗るのは宮崎に行ったとき以来2度目。
あのときは加盟各社のマーキングがあって、しかもそのうち数社が後に破綻しました。
その所為もあってか、加盟各社のマーキングはないようです。


京急in米子

待合室には京急の券売機が。
飛行機に乗る前に切符を買わせてしまえってことですね。
モノレールとの激しい競争を伺い知ることができます。


中海

手荷物検査が混雑していたようで搭乗に手間取り、約10分ほど遅れて出発。ほぼ満席の模様です。
昨年はついに一度も飛行機に乗ることがなく、約2年ぶりの飛行ってことになります。

強いGがかかって西向きに離陸。
旧世代の737とは違って、カクカクした乗り心地ではありません。
ただ気流が悪く、しばらくはコトコト揺れていましたが。

後ろを振り返ると、午前中に横切った中海が見えます。
窓の外の建物や、道路を走る車が次第に小さくなっていくのを見ると、旅先の地に住む人々の日々の営みが地図の中に消えていくような、そんな感じがします。


正真正銘プレミアム

本日はマイレージで獲得した利用券の消化も兼ねています。
そんなわけでプレミアムクラスへ搭乗です。

プレミアムクラスが登場した頃、三国連太郎親子が新シートでバッタリ会うってな広告をやっていました。
しかし新シートが装着されているのは当時ごく一部しかなく「シートが広告と違う!」という苦情が殺到して、公取から排除命令が出ていました。
昨年登場したボーイング737-800には広告どおりのシートが装備されています。



シートバック

シートバックはでかいです。

左上の楕円形のものはコートフックになってます。




シートピッチ

シート間隔は50インチ、50×2.54cmだから127センチです。
広すぎるくらいで、シートバックのポケットに入ってる冊子を取り出すにはベルトを外さないとなりません。


シートピッチ

肘掛けに木目調の装飾を入れて、高級ぽく演出してます。
でも一番いいのは隣と仕切りができる衝立ですね。
手前の取ってのついた丸い部分です。

肘掛けを巡って見知らぬオッサンと水面下のバトルを繰り広げなくてすみます。


ディバイダー

写真も気兼ねなく撮れます(笑)


モニター

モニターはエアバスA321でも見たことがある、パカッと飛び出すタイプ。
2人で1台です。普通席だと6人で1台ですが、まぁ、この辺はあまり差がないような。


ブレンディッドウイングレット

新世代の737の特徴がブレンディッドウイングレット。
主翼の先に発生する空気の渦を抑えて、燃費が向上するというシロモノです。
つまり、飛行機のエコですね。
CO2削減がやたら叫ばれ、燃油価格も高止まりしそうな現状ですので、全日空ではボーイング767にもこのブレンディッドウイングレットを追加で装備すると発表 しています(ただし予定どおりに装着されてはいない模様)。



ひじかけの中のテーブル

肘掛けの中のテーブルも


木目調テーブル

木目調になりました。
スーパーシートのはプラスチッキーでしたからね。


スポットライト
スポットライトはLEDタイプ。先っぽをひねると点灯します。


木目調テーブル

お食事タイム。
朝食、昼食、夕食タイムだと結構いいお弁当が出るのですが、それ以外の時間なので軽食が出ます。
中途半端なので別に出なくてもいいのですが...。


中身

メニューは

■サンドイッチ
ポテトサラダ・ロースハムのサンド
モルタデラ・チーズのサンド

■フルーツ
メロン・リンゴ・オレンジ

■デザート
パンプキンムース
(367kcal)

パンプキンムースはパンプキンとチョコレートが意外と相性がいいのにビックリ。
これはおいしかったです。


名古屋

窓の外を見ると、眼下に名古屋の街が広がります。
セントラルタワーズはやはり存在感がありますね。


中身

そしてコーヒータイム。


富士山

富士山が見えてきました。
笠のない富士山ももうそろそろオシマイです。


御前崎港

こちらは御前崎港と地頭方(じとうがた)漁港。
御前崎港がスズキ自動車の工場拡張等の関係もあり、取扱高が年々増えているとのこと。ちなみに清水港は微減で推移しています。


富士山静岡空港

そして、富士山静岡空港。
こちらを利用したいのですが、米子には飛んでいませんからね。
使いたくても使えないジレンマがあります。


中身

ヘッドホンは、前と変わらない...かな?


富士山とウイングレット

エンジンの出力が落ちて羽田へのディセンドが始まりました。
富士山も後方の景色になり、ウイングレットと富士山を一緒に納めてみました。


中身

高度4,500mを飛行中。
羽田に向けて順調に降下します。

夕方で到着機も多く、先行機や後続機がはっきりと見えます。
お台場上空からぐるっと回って羽田空港16L滑走路に着陸。


中身

737だからバスだろと思っていたのですが、ちゃんとボーディングブリッジにつきました。でも、やっぱり、一番端っこのスポットに到着。


中身

こうして到着ゲートを延々と歩きます。
飛行機を降りてからゲートを出るまで10分くらい。

しかし、これでさらに拡張となると、えらいことになりそうな...。
便が多くて便利な羽田ですが、逆にこういう弊害もあるんですよね。


N700

東京からは新幹線。N700なのでネットしまくってました。

非常に濃い二日間で、思い出に残る旅になりました。