なぜこんな季節にさくらだより?
と思われるでしょうけど、地震やら何やらでいろいろ変化がありますので、番外編をお送りします。
先月11日の地震で、駿府城跡の石垣が数カ所で崩落したのは広く報道されているとおりです。
しかし、その後どうなったかってのはなかなか報道されないもの。
地震直後はカメラで崩落部分を写している人も見かけましたけど、もはやこの状態がすっかり同化してしまった印象すらあり、カメラを向けるのもちょっと気が引けます。
さくらだよりの「定点」を観察してみます。
●定点1 駿府城趾の内堀端にある、駿府公園の桜の木のあたりです。
とくに変わった様子はありません。 しかし、よーくみると。
石垣が崩れかけています。 補修はするんでしょうかね、優先順位としては完全に崩落しているところが先だと思いますけど、桜の季節に補修となったら、観測は厳しくなりそうです。
聞いたところに寄ると、今回崩れている部分は比較的新しく組まれた部分だそうで、元からあった部分は被害がなかったそうです。 江戸時代の土木技術は相当進んでたんですね。
●定点2 そして、新静岡センター近く、教育会館脇の桜
こちらも地震で崩れた...
じゃなかった。こちらは解体中の新静岡センターです。
こちらは4月19日の写真です。
比べてみると約五ヶ月でだいぶ解体が進んだことがわかります。
まさかこんな比較をすることになるとは。
ただ、そのうちまた新しいものが立ち上がっていく様子をお伝えすることができるでしょう。