がけっぷち、破れかぶれ解散…ネットモニター厳しい命名 7月15日20時50分配信 読売新聞
8月30日投開票の日程が固まった次期衆院選に関し、読売新聞社が全国のインターネット利用者1000人を対象に実施した「衆院選ネットモニター」の第1回調査結果が15日、まとまった。
今回の衆院解散・総選挙について、どのような名称がふさわしいか、三つ以内で自由回答してもらったところ、「追い込まれ解散」「がけっぷち解散」「破れかぶれ解散」など、麻生首相への厳しい評価を込めたネーミングが全体の2割を超え、最も多かった。麻生首相への厳しいネーミングについて、調査を監修している川上和久・明治学院大副学長(政治心理学)は、「首相は昨年9月の政権発足以来、『しかるべき時期に解散する』と言い続けたが、結局、選挙は9月の衆院議員の任期満了の直前になった。首相の主体性に疑問を持つ有権者が少なくないようだ」と分析する。 .
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090715-00000827-yom-pol
いろんな命名があるようですが、いちばん受けたのは今日の朝刊で週刊誌の広告にあった
「バカタロー解散」です。
麻生首相の祖父吉田茂首相のバカヤロー解散をもじったものですが、シンプルで上手いのが気に入りました。
でもどうでしょうね。
麻生さんも頭がいいように見えますけど。
自民党の反麻生勢力に対しては絶妙のタイミングだったと思います。
反麻生の面々は不信任案に反対しておきながら、一方で麻生降ろしをしている格好になった訳で、自己矛盾を見事にあぶり出したのですから。
政治家なら、例え主張しているのが自分一人になっても自分の信念を貫くようなところがあってしかるべきだと思いますけどね。
前回の郵政選挙でも腹の底では民営化反対だったけど、自分のクビが危ないと思えば掌を返してしまった結果が、今の自民党なんですけどね。
マニュフェストには自分の信念をきちんと書いて欲しいです。
もちろん、あとになって考え方が変わることはありうるけど、その時はきちんと説明して修正すればいいのですから。
だから本当に必要なのは、本当に理念を持った人同士が団結する政党の誕生であり、政権交代よりも政界再編だと思う今日この頃です。