初秋の京都探訪(1) | はい、タケコプター

はい、タケコプター

備忘録としての日記です。よろしかったらご覧下さい。


三連休、1日目は大阪でセミナーを受講してきました。

その晩は大阪・肥後橋のアパホテルに泊まりました


2日目は京都へ。

土佐堀川沿いに歩いて淀屋橋へ。




淀屋橋からは京阪電車に乗って京都方面を目指します。


最初の目的地は石清水八幡宮。


一昨年、仁和寺に行き、徒然草の仁和寺にある法師を思い出しました。

石清水八幡宮ってどこにあるんだ?

と思っていたところ、昨年京阪電車に乗っていた時に見つけたのです。


そして、今年いってみることにしました。



『徒然草』 第52段. 仁和寺にある法師


仁和寺(にんなじ)のある法師が、年をとるまで石清水を拝んだことがなかったので、それを残念に思って、ある時、思い立って、ただひとり、徒歩で参詣した。ところが彼は、極楽寺や高良(こうら)社などを拝んで、これで願いがかなったと思い込んで帰ってしまった。

 そして、仲間に向かって、「長年思っていたことを、ようやく果たしました。評判以上に尊いお宮でした。それにしても、あの時に、参拝の人たちが皆、山に登って行きましたが、山の上に何事があったのか。気にはなったけれど、神へ参るのが目的なのだと思って、私は山の上までは見物しませんでした」と言ったそうだ。

 少しのことにも、案内者は持ちたいものである。(口語訳)






八幡市駅で下車。



男山ケーブルで登ります。


仁和寺の法師は麓にある「高良社」をみて本殿と思ったようです。

今では、間違える人はいないでしょうね...。




こちらが本殿。山の上にありますが非常に立派な作りです。



見晴らしも最高。

巨椋池を中心に、宇治から京都市内まで一望できます。

真ん中に走っている道路が京滋バイパスです。




来週はお祭りのようです。

名物はさば寿司。



三条から地下鉄、バスを乗り継いで上賀茂神社へ。


下鴨神社は毎回のように行っていますが、上賀茂に来るのは初めて。



街中の神社と違って広々としています。

上賀茂は"すぐき"でも有名ですよね。



立砂。清めの砂の意味があるそうです。

盛り塩と同じようなものでしょうか。




結婚式の撮影シーン。

縁結びの神様も鎮座してましたからね。


暑いのに皆様大変です。





かえでが色づいていました。

京都市郊外は既に朝晩相当冷えるんでしょうかね。




おみくじを引いてみたら中吉。


長年忍耐努力を続けてきたことが今ようやく報われようとしていると、嬉しいご託宣。




こちらは御所の隣にある廬山寺。




この場所には、この寺が創建される以前に

紫式部の邸宅があったそうです。



この図柄の元がありました。

(注)見慣れないお札ですが、偽札ではありません。




通り沿いではありませんが河原町通りを行く車の音だけが聞こえるこの庭園。


紫式部の時代にはどんな音が聞こえていたのか?

そんな疑問がわいてきました。








同志社大学の創始者新島襄の旧邸です。


残念ながら拝観受付時間終了が迫っていたので外観だけ。